アイコン ポーランド着弾はウ軍の短距離S300迎撃ミサイルだった? 旧ソ連製


ウクライナとの国境近くのポーランド側にミサイルが着弾し2人が死亡した事件は、当初、ロシアの誤爆ミサイルと発表れたが、 米軍やNATOおよびポーランド政府は、その後修正し、ロシアの攻撃ミサイルを迎撃するため発射されたウクライナ軍のS300ミサイルの可能性が高いと修正し、本格的な調査に乗り出した。
一方、ウクライナ政府はロシア軍が発射したミサイルだと断定し続けている。

NATOやポーランドは、ウ軍の迎撃ミサイルだったとしても、その責任は、露軍が発電力施設に対し対地ミサイルを発射し続けるロシア側にあると非難している。
以上、

ここで問題になるのは、ソ連製迎撃用ミサイルであっても、迎撃に失敗した際に自爆装置が付けられており、ミサイルの航跡を追跡していれば、通信により自爆させることが可能なはずだが、そうしなかったことは、ウ軍の迎撃ミサイルの管理運営が正規に行われていないことを示し、今後、米国からの最新兵器の供与に支障が出るおそれがある。

ウクライナ政府が、NATO軍を戦線の前面に引き出すために、意図的にポーランドに着弾させた可能性もある。
その一方、NATOはポーランドなど加盟国への戦線拡大を望まず、意図的に迎撃ミサイルにしてしまう可能性もある。
(ミサイルの航跡については、軍事偵察衛星やミサイル等の米軍の情報収集機の情報は最高軍事機密のため公表されない)

 

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S300は旧ソ連で開発された地対空ミサイル、ウクライナを含め旧ソ連圏の国々が保有している。露侵攻の空爆によりNATOに加盟した旧ソ連圏の東欧国から供与もされてもいる。
 ソ連時代のS300は射程が最大90キロしかなく、ロシアになっての改良型の最新型では400キロがある。
ソ連時代は1991年までであり、射程47キロの5V55K/KD(1978年配備開始)と90キロの5V55R/RM型(1984年配備開始)しか開発されていない。ソ連崩壊後、ウクライナを含め反ソ連=反露となった東欧国へは輸出されていない。

最新型の40N6型は射程が400キロあるがロシア本土からは届かない距離。親露のベラルーシュからは届く。

 ウクライナ戦争で現在問題になっているのは、核戦争であり、露軍が占領している欧州最大の原発を攻撃することで欧州全域が被曝する大問題に至る。
露軍が小規模な戦術核(それでも広島・長崎級)を用いる可能性も指摘されている。

ウクライナ軍へは西側から最新兵器が大量に送り込まれ続けており、露軍のウクライナ南部の州都ヘルソン市撤退や東部戦線の後退もそうした西側の最新兵器と露軍の兵器の性能の差により引き起こされている。

ロシアはミサイルを発射し続けて枯渇状態ともされ、否定されているものの北朝鮮から武器弾薬ミサイルの導入を図っているともされる。
一方、西側、米国は韓国から155ミリ榴弾砲の砲弾10万発の有償供与(=購入)を受け、ウクライナに送る計画とされている。

ウクライナ政府は、クリミア半島を含むウクライナ領全土から露軍を追い出すとしており、ウ軍に犠牲者がどれだけ出てもまったく意に介しておらず(日々戦死者200人前後/露軍も同程度)、西側から膨大な最新兵器が送り込まれ続ける限り、それは可能であり、露軍の核使用の可能性も非常に高くなっている。

ウクライナはNATO加盟国ではないため、西側が露軍の核使用を食い止めるため、どこで決着させるかNATO=米政府にかかってくる。
しかし、バイデン大統領は根からロシア嫌いで知られ、副大統領時代からウクライナを担当して入れ込んでおり、今回の米中間選挙での実質勝利により強気、より最新兵器の供与を続けることから、ますます露軍の核使用の可能性は高くなっている。
(露が核攻撃したとしても米国での放射線被害はまったくない)

これまでの戦争と異なり、軍事大国のロシアが当事者のウクライナ侵攻戦争、仲介役もおらず、落としどころもなくなっている。
(2015年の停戦合意は当時のドイツのメルケル首相が主導した。その内容がウクライナに不利だとしてロシアを挑発しつづけたゼレンスキー大統領、不正腐敗撲滅を公約して大統領に選出された元喜劇俳優/側近たちに芸能関係や放送関係者を大量に入れ、腐敗撲滅には手を付けず国民から批判されていた状況だった。そうしたことからゼレンスキー政権は情報発信力には極めて優れている)。

ただ、世界経済は、新コロナ(バイデン政権の巨額政府投資が引き金)-露プーチンのウクライナ侵攻=露制裁による世界的な狂乱物価の経済問題が、やっと鎮静化の動きにあるなか、核が使用された場合、これまで以上の狂乱物価が政治的に収拾させることなく世界中で続くことになる。

アフガンへのソ連侵攻10年
アフガンへの米軍攻撃20年
米軍のイラク攻撃もシリアへ戦線拡大しISも含め安定するまで15年以上
を要した。

 世界の権力者たちの究極の遊び道具がまだ戦争=ゲームのようだ。世界には国連加盟国だけでも193ヶ国あり、193人の権力者たちがいる。ほかに反政府の権力者たちがおり、実数ではその数倍に達する。また、世界にはマインドコントロールする宗教者たちもいる。

 


 

[ 2022年11月17日 ]

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