アイコン ホンダ 国内EV用バッテリー GSユアサと4千億円投資工場建設へ 補助金1500億円


ホンダは、GSユアサと共同して、約4000億円を投資し、国内に電池工場を建設する方針を固めた。EV=電気自動車の生産拡大に向けて、電池の安定調達を図るねらい。
ホンダとGSユアサは、今年1月に提携を発表し、合弁会社を設立して
高性能の電池や効率的な生産方法の構築などに取り組むことを明らかにしていた。
両社は、EV用電池や住宅向け蓄電池のリチウムイオン電池の開発や量産に向けて、約4000億円を投資し、国内に電池工場を建設する。

世界的にEVシフトが加速する中で、ホンダとしてもEVの生産拡大に欠かせない電池の安定調達を図るねらいがある。

国も経済安全保障の観点から蓄電池を「特定重要物資」の1つに指定し、国内生産を後押ししていて、両社に対し、1500億円程度の補助金を出す方向で調整している。EVの電池をめぐっては、トヨタは昨年、日本とアメリカの工場で最大7300億円を投資すると発表している。
以上、

 

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経産省が1500億円を餌にホンダにけしかけたのかもしれない。
EV、尻に火が付き、やっと動き出した日本の自動車メーカー。
ホンダは米国でLGエネソルと合弁会社を設立してEV用電池を生産すると発表している。
また、トヨタも米国ではLGエネソルと組むと発表している。
パナ社はテスラ向けにEV用バッテリーを昔から生産し、米国でさらに2工場建設するとしているが、納入先がどこなのか定かにしていない。

数年前、トヨタはパナ社と合弁でEV用バッテリー開発に当たるとしていたが、その進捗は何も報告されていない。産総研も合流していたはすだが・・・、トヨタの全固定電池の開発はどうなったのだろうか?
パナ社の最新のEV用バッテリ-4680型はテスラが開発したのかもしれない。歩留まりが悪いと評判だが・・・、なかなか儲けさせてくれないのがイーロン・マスクの経営手法、それでいてテスラ車を昨年からもう何回値下げしただろうか。パナ社のバッテリー部門は黒字転換しているが、また赤字になる可能性もある。

サムスンSDIは10分間で80%充電できるバッテリーとシステムを開発している。
豊田前社長が懸念した充電時間問題はほとんどクリアーされてきている。走行距離も伸び続けている。

GSユアサはサムスンSDIと組み、サムスンSDIのハンガリー工場の現地生産工場に参画していたはすだが・・・。
GSユアサは潜水艦のリチウムイオンバッテリーと産業用蓄電池(電力用)で自己満足していたようだ。EV用電池市場は最初から中韓の独壇場になっている。総合開発力は中国勢にある。多くのバッテリーメーカーがあり、新技術開発競争からコバルトフリーで安価なリン酸鉄リチウム電池のネックだった走行距離を倍に伸ばしている。

米国は中国と喧嘩状態、米政府は中国勢の米国進出を拒絶、そのため米国市場は韓国勢の独壇場になっている。
GMは多くをLGと組んでいるが、安価に提供する車両向けに、苦肉の策として世界最大のEV用バッテリーメーカーである中国CATLのリン酸鉄バッテリーのライセンス生産を行うとしている。ライセンス生産だったら米IRA法の補助金は受けられるそうだ。


 

[ 2023年4月28日 ]

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