アイコン 起亜・華城第3工場(塗装工場)で火災、7日あまり生産停止中


現代自動車グループの起亜が28日夜遅く、国内生産拠点の塗装工場で発生した火災の影響で29日生産を停止した。
報道によると、火災は28日遅く、首都ソウルの南に位置する華城の第3工場で発生。約40分後に鎮火し、負傷者はいなかった。

工場は、経営側と労働組合は、組み立てラインと塗装工場の従業員に対し、9月6日まで休業とすることで合意したという。

被害を受けるラインはセダン「K5」、「K8」、小型電動SUV(スポーツタイプ多目的車)「EV6」を生産しており、操業停止による生産台数に対する影響は分かっていない。

一方、現代と起亜は8月、米国で9万1000台強を発火リスクがあるとしてリコールした。
アイドリングストップ用オイルポンプ部品の電子制御装置に問題があり、問題が発生した場合、ポンプ部品が過熱して発火原因になるという。
対象車両の所有者には、改修が完了するまで屋外の建物から離れた場所に駐車するよう求めた。
対象車両は2023─24年型車両で、内訳は現代自動車が約5万2000台、起亜が約4万台。
以上、

 

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厚木のパチンコ店駐車場火災
8月20日午後発生した厚木のパチンコ店駐車場で発生した152台が焼損した火災原因は、駐車していたディーゼル車から発火したものだったという。

ディーゼル車の火災問題
ディーゼル車では、韓国では2018年夏場、BMW車26台が炎上し社会問題となった(火災は2015年から発生しだし、2018年には26台と集中して発生していた)。

韓国の調査当局は2022年までに、BMW車の火災原因につき、BMWの設計不良により、EGR(排ガス再循環)装置のクーラー内の冷却水が沸騰してクーラーに亀裂が生じたためと結論付けた。漏れた冷却水とエンジンオイルなどが混ざり、高温の排ガスにさらされ、発火したものと結論付けていた。(BMW車火災は、なぜか韓国だけで多発していた。)

排気ガスの窒素酸化物の排出基準をクリアするためディーゼルエンジン車では、排気ガスを再度吸気側に戻して新しく吸った空気と混ぜ、再燃焼させることにより、汚染物質を軽減させるEGRシステム(Exhaust Gas Recirculation)という排気ガス還流燃焼システムを採用している。
排気側に流れた排気ガスを、吸気側をつないだパイプで吸気側へ還流させ、パイプに弁がついており、弁を電子制御で開閉量をコントロールし、排気ガスを吸気側に戻す量を調整するシステム=機能がある。

当システムは厳しいユーロ排ガス基準をクリアしていた。異常に高い燃費効率・有害物質の低排出のディーゼル車として大宣伝され持てはやされた。
しかし、実態はディーゼルエンジン=別称、焼玉エンジンにEGRを取り付け、排ガスを減らす方式、EGR稼動ではエンジンに負荷がかかり、燃費が嵩み、ユーロ基準をクリアすることができないため、また、負荷による高熱でエンジンが爆発する危険性があるため、欧州勢のほとんどのディーゼル車が(エンジンルームの温度が)45℃前後でEGRの機能を停止される電子制御を行っていたことが発覚、制御しない場合は、ユーロ基準を大幅にクリアしないことが発覚していた。
その極端な事例が、2015年に米国で発見されたVWのディーゼル車では、検査施設内ではEGRが機能し、制御プログラムにより、一般路上では機能をまったく機能させていなかったことが判明。VWでは世界で2.5兆円以上のリコール費用を生じさせていた。

韓国では日産のキャッシュカイ(英国産D車)が、35℃あまりでEGRを停止させていたとして、罰金を支払わされていた。日産はユーロ基準では停止させる基準温度は設定されておらず、罰金刑は違法だと反論していた。(ユーロ基準は確かに厳しく存在したが、当時、欧州自動車工業会のゴーン会長(ルノー会長)と欧州各国の運輸大臣クラスが裏協定で、ディーゼルエンジンが破損しないようにEGRの機能を、危険を避ける温度で停止させることができるとしていた)

エンジンルーム内は夏場の炎天下に車両を置いておくだけでも50℃以上になり、こうした裏のあるユーロ基準は、欧州政治家たちと自動車業界が結託した2重基準を世界に知らしめた。

パリ市内の排ガス公害はこうしたユーロ基準によりもたらされていた。こうした裏基準を合意していた欧州各国の政治家たちや当局者たちのほとんどは何も責任を問われていない。
欧州自動車工業会の会長だったゴーンはこうした問題も別途ある。

今後、地下など屋内の大規模駐車場でEV火災問題が生じる可能性もある。
米国ではあるスーパーマーケットが全焼したが、その原因は、建物の一角の自転車などの駐車スペースに駐車していた電動キックボードのリチウムイオン二次電池からの発火が原因だった。

GM-EVの火災問題は搭載したLG製のEV用バッテリー(3元系リチウムイオン二次電池)の生産工程による品質のばらつきに起因したものと結論付け、15万台あまりを2000億円かけリコールした。しかし、ほかの電池メーカーのEV用バッテリーでも火災が発生しており、まだ、3元系バッテリーの火災リスクは克服されたものではない。

EVは地球温暖化防止・環境問題の切り札として政治的、マスコミ合意、問題が報道されるケースは少ない。しかし、隣国ウクライナ戦争の影響を受けるポーランドでは天然ガス・石炭どころか、褐炭を燃焼させた電力でEVに充電している。
EV用バッテリーの原材料の80%は中国製、世界一の生産量を誇る石炭でも足りず、海外から石炭を購入して発電し、欧米と比較して非常に安価な電力の電炉でリチウム・カドニウム・コバルトなどを鉱石から抽出して製品化し、世界へ輸出している。(中国が製造しているリチウムのほとんどは、中国が米国と豪州からリチウム鉱石を購入して生産しているもの。)

地球温暖化は、中国やインドにいる煙魔大魔王のお怒りでもあり、今なお、中印など開発国で地球温暖化物質を生産させる欧米へのお怒りでもある。
地球は産業革命来走り続けくたびれている。チャップリンが警鐘した問題が、この間何もクリアされず、こん日に問題を投げかけ続けている。
地球温暖化は、豪雨など異常気象をもたらすとともに砂漠化をもたらしている。
雷神のお怒りは、山林火災を発生させ、世界各地で山林火災を発生させている(現在、カナタ山林火災+南欧の森林火災・・・/豪雨は数え切れない)。
 

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[ 2023年9月 1日 ]

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