アイコン このままでは韓国与党は再び大敗か 4月10日の総選挙


新コロナ、物価高、金利高、外需不振、内需不振、不動産バブル崩壊の危機に瀕している韓国経済、このまま4月の総選挙に雪崩れ込んだ場合、保守政権の尹錫悦  
大統領の与党は2016年4月、2020年4月に続き、大敗する可能性が高い。
国民は政治ではモノは食えず、経済でモノを食っていることを韓国の現保守政権は知らないようだ。

2016年4月から現野党勢力が議会の過半を握り、今回、負ければ、10年以上議会は野党勢力が握ることになり、大統領選にも大きな影響が出るとともに、韓国の大統領権限はいくら大きいといっても政治経済の政策がままならない状況が続く。
野党の圧倒的支持勢力層は30~40代、左派の金大中・盧武鉉政権時代に左派勢力主導の教育を受けた人たちが主力、ITやネットにも強く、扇動することが大好きな世代でもあり、選挙を実際IT技術で動かしてもいる。

 

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また、韓国の野党勢力は選挙を知っており、2016年総選挙では環境派や学生・国民に不満が多かった韓国4大河川の大型公共投資を猛批判して、野党分裂のなかで大勝利、2020年の選挙では一転、与党として、知事や特別区市長に対して公共投資案件を応募させ、大公共事業の大判振る舞いして大勝利に導いた。
国民はいくら失業率が低くなってもすでに過去のこと、現在の国民の欲求は、すでに次の所得の問題、景気の問題、投資の問題へ移行している。
左派の文前大統領は2017年3月の大統領選の選挙公約では公共投資の抑制を謳っていた。ところが、2020年4月の総選挙を控えた2019年秋口から、猛烈に公共投資増を政策で唱え始め、かって採算性から否決された釜山新空港まで復活させ、各地に大公共事業案件を発表、総選挙を大勝利へ導いた。
 韓国の場合、国民性から一方へ流れやすく、その国民性を利用し、洗脳、扇動、先導した者が大統領なり、党が勝利している。
 日本の場合は、洗脳が大昔から行き届いているため膠着・硬直・癒着しており変わらないが・・・。
日本の韓国との付合い方は、日本の古狸の政治家たちの韓国の軍事政権時代への郷愁から盲目的になりやすい。古狸を日本の政界から一掃する必要もある。

現在の韓国との付合い方は、大統領次第で180度異なることから、大統領の機関ごとに設定した短期の付き合い方針を維持する必要があろう。付きつ・離れず・そんであと放置。保守であっても李明博氏のように対日関係に火を付けて回る人もいる。

2016年と2020年総選挙の議会構成
2012年4月の総選挙では朴政権保守与党が148議席+与党系無所属入れて過半数を制していたが、2016年4月の選挙で大敗、2020年4月も左派の文政権下で大敗している。
今年4月10日の総選挙はどうなるのだろうか。


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韓国議会構成

2016年4月13日総選挙 

政党

議席

 

政党色

構成

セヌリ党

129

 

保守

43.0%

共に民主党

123

167

左派、分裂

41.0%

国民の党

38

12.7%

正義党

6

急進左派 

2.0%

無所属

4

 

 

1.3%

合計

300

 

 

 

300

韓国議会

2020年4月15日選挙 (議席数は現在)

政党

議席

 

政党色

構成

国民の力

112

 

与党・保守

37.3%

共に民主党

167

176

野党・左派

55.7%

正義党

6

急進左派

2.0%

基本所得党

1

左派

0.3%

時代転換党

1

 

0.3%

進歩党

1

急進左派

0.3%

無所属

11

 

 

3.7%

空席

1

 

 

0.3%

合計

300

 

 

300

・次回総選挙2024年4月10日予定

           

 

[ 2024年1月 6日 ]

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