アイコン 半導体好調・・・、でも韓国経済は低迷


韓国政府系の韓国開発研究院(KDI)が韓国経済について発表した内容では、
「内需が微弱な水準にとどまり景気改善を制約している」、
「米国の景気低迷への懸念などで対外不確実性がやや拡大した」
と指摘している。
「韓国経済は半導体を中心に高い輸出増加が続いている」としながらも、「内需はまだ低迷したまま」と評価している。

昨年12月から内需不振に陥っている。
消費減少、貸付延滞率上昇、投資萎縮、雇用環境悪化している。
6月の小売販売高は衣服が▲4.6%減、飲食品は▲2.8%減などを中心に前年同月比▲3.6%減少した。
サービス消費も卸小売業が▲3.7%減、宿泊・飲食店業が▲1.2%減と振るわずサービス産業では全体で前年同月比0.5%の増加にとどまった。
インフレ退治と為替防衛のために引き上げた金利もまだ高いまま(3.5%)となっている。インフレ率は2.6%まで落ちているが、為替の問題もあり、金利の下げが遅れている。貸出金利は4.5%、消費者に対する貸出金利は4.77%、とまだ高い。

 

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建設投資は建築部門を中心に振るわない流れを持続して雇用市場にも影響を及ぼした。6月の就業者数は前年同月比9万6000人増加した。就業者数増加幅は5月の8万人に続き2ヶ月連続10万人を下回った。

韓国の建設は、不動産バブルの崩壊から低迷し、今年は回復途上にある。1~4月まででは前期比29%増と急回復してきているものの、22年に比べたらまだ▲26%少ない水準。

輸出の半導体がいくら好調でも、GDPの半分を占める消費が低迷すれば、内需は低迷し景気は悪化する。韓国は半導体景気と乖離した内需の景気という関係になりつつある。国際競争力があるのは半導体・自動車・造船・石油化学となっている。インバウンドではタイからの入国者の審査を厳しくし、低からの訪韓客が大幅に減少している(韓国側は売春など不法労働者になるケースが多いためとしている。会社の社長でも韓国の空港で入国できなかったとしてSNSに投稿され、さらに落ちている)。
日本の若い女性たちが大量に韓国で売春していたことが発覚している。日本女性たちは日本より3倍も4倍も高い価格だそうだ。韓国ではいかなる売春も一応違法です。

[ 2024年8月 9日 ]

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