アイコン 「NewJeans」、HYBEに期限を切り「元に戻して欲しい」とYT生直訴 ADOR


ADOR(アドア)のミン・ヒジン代表がADORから解任された後、不安感を示したガールズグループ「NewJeans」が9月11日、緊急のユーチューブ生放送を通じて「ミン前代表を9月25日までに復帰させてほしい」と親会社のHYBE(ハイブ)に最後通告した。

「NewJeans」は8日、ある授賞式でミン前代表を支持するような発言をしたが、公にミン前代表の復帰を要請したのは初めて。

「NewJeans」は11日のユーチューブで、ADORの公式アカウントではなく、臨時アカウントを通じて生放送を行った。同時アクセス数は6万人あまりに達した。現在このアカウントは削除されている。

「NewJeans」のメンバー
ミンジ(リーダー格)、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘインの5人のガールズグループ
韓国人3人、オーストラリア系韓国人1人、ベトナム人1人の多国籍ガールグループでもある
K-POPPシーンの第4世代のリーダー格グループ。

チームでリーダーの役割を果たすミンジは、「私たちが願うのは、ミン・ヒジン代表が代表を務め、経営とプロデュースが統合された本来のADOR。このような要請をするのは、HYBEと戦うことなくうまくやっていくため。パン・シヒョク会長とHYBEは、25日までに(ミン前代表を)復帰させる賢明な決定をしてほしい」と述べ、具体的な期限まで強調した。

 

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ダニエルは、「人間的な側面から、ミン・ヒジン代表をもう苦しめないでほしい。率直に言って代表がとても可哀そうで、HYBEが非人間的な会社にしかみえない。私たちはこのような会社をみて何を学べるのか」と非難した。

メンバーらは、これまで「NewJeans」が不当な待遇を受けてきたとも主張。メンバーのヘリンは、「外部勢力が絶えず邪魔して妨害する状況を理解できない。いったい何が「NewJeans」のためであり、成長させるものなのか、理解できない」として、  
「『NewJeans』とバニーズ(ファンクラブの名前)の関係性を象徴する成果物まで失った。他のものまで失いたくない」と述べた。
最近、ドルフィナーズ・フィルムのシン・ウソク監督とADORの対立の過程で非公開になったユーチューブのチャンネル「パン・ヒス」に言及したものとみられる。

ヘリンはさらに、「私は、その人たちが属する価値に順応したり、同調したり、付いて行きたくはない」として、事実上、現ADOR経営陣と一緒に仕事はできないという意向まで示した。

 ヘインも「ミン前代表の解任の知らせを当日の記事で知った。あまりにも突然で、メンバー全員が想像できなかったことなので、あまりにもつらかったし、とても当惑した」としたうえで、「会社側の一方的な通知に、『私たちを本当に一切尊重してくれないんだなぁ』という確信を持った」と述べた。

続けて、「HYBEの仕事の進め方は正直ではなく、正しい方式ではないようにみえる。これ以上邪魔をしないでほしい」として「代表を復帰させ、ADORを元通りにしてほしい」と要請した。
ミンジは「この半年にわたって「NewJeans」に対する不必要で疲れる論争が、うんざりするほど続いている」として、「このままだと築き上げてきた成果を失いそうで、無気力になる」と吐露した。
さらに、「これ以上互いにとって良くない疲れる行動は止めてほしいという意味で、意思を直接表現するためにこの場を設けた」と語った。

これに先立ち、ADORは8月27日に取締役会を開き、当時のミン・ヒジン代表を解任し、キム・ジュヨン社内取締役を新代表取締役に選任した。
ADORは、ミン前代表が退いた後も「NewJeans」のプロデュースはそのまま担当すると主張したが、ミン前代表側は「2ヶ月の短期契約であり、いつでも解任が可能な不公正契約」だとして反発している。
以上、

ADORのミン・ヒジン代表は「NewJeans」の育ての親の関係。
ミン・ヒジン氏は、「SHINee」、「EXO」、「少女時代」(SMエンタ所属)を育て上げた人物として知られる韓国業界では有名人。
2023年はBTSの兵役問題からHYBEの売上高は苦戦を予想されたが、「NewJeans」が125億円以上の売上高を稼ぎ出し、難を逃れた。
ADORは2021年11月、ミン・ヒジン氏がHYBEの出資の下で設立した会社で、同月に「NewJeans」がデビューしている。
(ただ、「NewJeans」はデビューする前はHYBE関係の研修生として訓練を受け、チーム結成後はミン氏がプロデュース、デビュー後も引き続き、ミン氏がプロデュースしていた)

2024年2月、
「NewJeans」が所属するレーベルADORの経営権を巡り、親会社のHYBEとADORのミン・ヒジン代表が対立している問題で、ミン氏がADORの取締役会を経ず、代表取締役単独で「NewJeans」の専属契約を解除できるようにする権限を要求する書簡をミン氏の弁護士を通じてHYBE側に送付、HYBE側は認められないとして拒否していた(当書簡の発覚は5月2日)。

4月26日、
韓国人気グループのBTS(防弾少年団)などを擁する総合エンターテインメント企業のHYBE(ハイブ)が、傘下のADOR(アドア)を巡る内紛で、ADORレーベルの経営権を奪おうとしたとして同レーベルのミン・ヒジン代表らを背任容疑で告発した。
しかし、ミン氏は26日、疑惑を否定する記者会見を開くなど混乱が続いている。
ADORのミン・ヒジン代表は、HYBE(ハイブ)が主張する「経営権乗っ取り疑惑」に真っ向から反論している。

4月29日、
HYBEは子会社のADOR(アドアレーベル)に対し4月30日、取締役会を開くよう求めていたことが、ADORのミン・ヒジン代表がこれに応じないと回答したことが29日分かった。HYBEは先週、裁判所にADORの臨時株式総会招集の許可を申し立てており、ミン氏を解任したうえで経営陣の刷新を行う見通し。

8月27日
ADORは取締役会を開催、当時のミン・ヒジン代表を解任し、キム・ジュヨン社内取締役を新代表取締役に選任した。
(ADORはHYBEの子会社であり、親会社のHYBEの意向)。

新体制のADORは、ミン前代表が退いた後も「NewJeans」のプロデュースはそのままミン氏が担当すると発表した。
しかし、ミン前代表側によると「2ヶ月の短期契約であり、いつでも解任が可能な不公正契約」だとして反発している。

9月11日、
「NewJeans」はYOUTUBEに生出演して、「元に戻してほしい」と、親会社HYBEに直訴、HYBEを批判するコメントを発表。その後、当ユーチューブは削除されている。

追、
2005年に登場したパン・シヒョク氏はBTS の育ての親、元々作曲家、BTSをプロデュースして屈指のヒットグループに育て上げた。経営はHYBEを頂点にし、傘下に各レーベルを運営している。

HYBE関係レーベルは
BTSが所属するBIGHIT MUSIC、(BTSは2013年6月デビュー)
SOURCE MUSIC、(「GFRIEND」が所属、2019年買収)
PLEDIS、
BELIFT LAB、(「SEVENTEEN」「NU'EST」などが所属/2020年に買収)
ADOR、
HYBEの直レーベルなどある。


「NewJeans」としては活動停止の可能性もある一大事。
HYBEとしてもBTSに次ぐ人気となっている「NewJeans」を失いたくない思惑もある。
HYBEは持株会社に完全移行すべきだろうが、オーナーの代表が作曲家・プロデューサー上がりで、その育成や興行の政策は現場のプロデューサーと衝突する可能性は常にある。なければ、逆に飛躍できる新グループは育たないことだろう。
  今回「NewJeans」のメンバーは、HYBEを厳しく批判しており、もしも「NewJeans」が活動停止に追い込まれた場合、世界で報道され、HYBEにしても・韓国のPOPPOシーンにしても大きな打撃となる。すでに海外でも報道され、韓国特有の経営体質の問題だと批判している。

期限は25日、ミン・ヒジン氏が、ADORの代表に復帰しないとしても、今後とも「NewJeans」のプロデューサーを続けることだろう。

大きな潮流でも、内部対立やゴタゴタの増加から崩壊が始まり流れが変わるのは、流行り廃れの循環なのだろう。

音作りはジャスティン・ビーバーやテイラー・スウィフトの系統に似ている・・・。

 

[ 2024年9月13日 ]

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