アイコン 原油価格最悪130ドル超も、イスラエル×イラン戦争 ホルムズ海峡封鎖の可能性


米WTI原油先物価格(原油価格)は13日、1バレル=72.98ドルで取引を終了した。一時は77.62ドルと1月以来約5ヶ月ぶりの高値を付けた。
中東情勢の緊迫化を受け、同地域からの原油供給に影響が出るとの懸念が広がったことが主な理由。
 
イスラエル軍は13日「イラン各地の核施設や軍事施設など100ヶ所以上の標的を攻撃した」と発表した。イスラエル軍は200機以上の戦闘機や爆撃機、ミサイルにより攻撃した。
これに対し、イラン側もイスラエルのテルアビブ・ハイファ・エルサレムに向けて数百発の各種弾道ミサイルを発射したことを明らかにし、被弾したことが確認されている。
 
イスラエルとイランは昨年2回にわたって軍事衝突しているが、今回はそれをはるかに上回る規模となることは間違いない。
このため、市場からは「今後も攻撃が続けば、同地域の石油関連施設が被害を受けたり、イランがホルムズ海峡を封鎖したりする可能性がある」との声があるが、すでにイスラエルはイランのガス田を攻撃している。

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アラブ産油国はペルシャ湾岸の原油積み出し施設から日量約2000万バレル=世界の]原油生産量の20%がホルムズ海峡を通過している。
JPモルガンは、イランが同海峡を封鎖すれば、最悪、原油価格は1バレル=130ドルを超える可能性があるとも指摘している。

ペルシャ湾では1990年の湾岸戦争でイラクにより機雷が設置された過去がある。機雷には設置型と漂流型がある。1990年当時1バレル20ドルだった原油価格は40ドルまで高騰した。その後、先進各国が掃海艇を派遣して除去、1991年1月には20ドル台まで下がった。ただ、米国が緯線攻撃に参戦しない限り、海峡封鎖はないだろう。

最悪、イランによるペルシャ湾やホルムズ海峡の機雷封鎖では、イランはペルシャ湾やオマーン湾・アラビア海に面しており、防ぎようがない。また、イランシーア派系でイランが軍事支援するイエメンフーシ派により紅海(アラビア半島西側に所在)も同時に機雷封鎖される可能性がある。
終戦・停戦しても機雷が設置された場合、各国が機雷除去の掃海艇を派遣しての撤去でも最短、数ヶ月かかる。

(イスラム教では、2大宗派のシーア派(イラン、イラク東部)とスンニ派(サウジ等湾岸諸国)は近親嫌悪の敵対関係にある)

イランとイスラエルの戦争は、ユダヤ教原理主義者とイスラム原理主義者の宗教戦争、収拾が付かなくなってきている。
ユダヤ教原理主義と米国の共和党支援の米福音派と関係が深い。また、トランプの娘婿はユダヤ教徒でもある。

米国の政治は、金、ダイヤ、石油メジャーなどのユダヤ巨大財閥の資金に支えられ動いている。そのため、イスラエルに足を向けては寝られない米民主・共和両党となっている。
米国はイランをいつでも攻撃できる。
直接攻撃しなくとも、空母艦隊をペルシャ湾からアラビア海まで配備している。すでに配備している艦隊や中東各地の米軍基地では、イランがイスラエルに向け発射した数百発のミサイルを迎撃している。米軍はイランを直接攻撃せずとも、こうしてイスラエルを守護、膨大なミサイルや最新兵器および弾薬をイスラエルに提供し続け、戦争し続けることになる。

イランは停戦しなければ壊滅される可能性が高く、イスラエルはすでにイランの現体制や現政権の壊滅作戦を実施しているとされ、イランのホメイニ師の革命防衛隊本部だけではなく、国防省の本部も爆撃している。
トランプとネタニヤフはともにヒステリー症状が最悪状態、プッチンプーチンとともに世界を混迷させ続けることになる。長い歴史、十字軍の東方遠征の延長戦、ヒトは千年経っても何も本質的に変わっていない。欲がある限り好戦的なようだ。


スクロール→

WTI原油価格/ドル

19/12.

60.71

 

20/4.

14.31

新コロナショック

20/12.

48.04

 

21/6.

70.28

米発インフレ開始

21/12.

71.82

 

22/3.

101.68

ウへ露侵攻、露制裁

22/5.

116.23

5/30価格

22/6.

105.39

 

22/12.

80.45

 

23/6.

70.78

 

23/12.

71.65

 

24/6.

81.54

 

24/12.

70.99

 

25/1.

72.53

 

25/2.

69.76

 

25/3.

71.48

 

25/4.

58.21

OPEC+増産

25/5.

60.79

 

 6/3.

63.41

米、中東から退避命令

 6/9.

65.29

中東情勢悪化

  6/10.

64.98

  6/11.

68.15

  6/12.

68.04

  6/13.

72.98

高値77.62/安値68.49

イスラエル、イランを破壊

 6/16.

74.01

0710分現在

 6/1416.

イスラエル、イランへの攻撃継続/イラン、イスラエルをミサイル反撃

ホルムズ海峡付近はカタールとイランの海底ガス田が拡がっており、両国は一部を共同管理している。そのため、イラン南部沿岸にはガスや原油の処理施設が多く所在する。

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[ 2025年6月16日 ]

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