アイコン 豪、三菱重工案を選定 次期フリーゲート艦構想 潜水艦で受注失敗9年


オーストラリアのマールズ副首相兼国防相は5日、海軍が建造を計画する次期フリゲート艦の調達先について、日本の三菱重工業を選定したと表明した。

アジア太平洋で中国が海洋進出を進める中、オーストラリア軍と自衛隊の相互運用性を高めて両国の安全保障関係を強化する。
過去にオーストラリアの潜水艦の受注を逃した日本にとって、9年越しの巻き返しとなる。

(安倍首相は2014年日本の武器輸出3原則を力で取っ払い、豪アボット首相と仲良しであり、豪の次期潜水艦選定でほぼ日本を決定させていた。しかし、豪首相が2015年9月、与党自由党内で失脚、関係が疎遠なターンブル通産相が首相になり、2016年4月の潜水艦選定ではフランス(12隻/総額約4兆円規模)が獲得、しかし、紆余曲折して米国から原子力潜水艦を購入することで決定。フランス政府は契約違反だと怒り、損害賠償を求め、豪はフランスの潜水艦企業に780億円を賠償していた。それ以降日本の武器輸出の政策は凧の糸が切れた状態になり、代わって韓国が東南アジア・中東・東欧に対して武器の大輸出国として大躍進している。日本は米国から米大統領訪問の際のお土産代わりに兵器を購入し続け、開発力をなくし、膨大な経費のムダだとして自衛隊から離反する大手製造会社もあった。岸田-ハマ公倅時代、総台数3千両あまりになる次期装甲車でも、短絡的にフィンランド製の装甲車のライセンス生産を決定させている。今や価格だけ高い日本製の戦車、主要国の戦車群の中で性能は並み以下となっている。

 

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なお、アボット首相は当時、失策続きで人気なく、支持率も大きく低下していた。日本の豪大使や外相がそうした内実(豪州で報道されていた)を伝えられないほど誰かさんは天狗になっていたのだろうか、ターンブル氏はそうした中、党内で支持を集めていたが、日本勢は脈を構築せず、フランスに持っていかれた)

豪海軍の次期フリゲート艦計画を巡っては、日本は三菱重が開発した海上自衛隊の最新鋭護衛艦「FFM」(もがみ型)をベースにした共同開発を提案し、ドイツのティッセンクルップが傘下のティッセンクルップ・マリン・システムズ(TKMS)の「MEKO A200」改良版を提案していた。

「もがみ」の改良型については、長距離ミサイル発射可能で、航行距離が最大1万カイリと豪海軍が運用するアンザック級フリゲート艦の6000カイリ程度を上回ると説明。またアンザック級より少ない乗員で運用可能だとした。(1カイリは1.852キロ/豪とロンドン間は約1.5万キロ、米西海岸は約1.2万キロ)


次期フリゲート艦計画は、2023年に米英と合意した原子力潜水艦計画に続く大規模プロジェクト。
マールズ氏は「わが国の海軍に計画能力を与えるという点で非常に重要になる。インパクトの大きい計画は戦略的課題の中核だ」とし、「オーストラリアと日本の二国間関係において非常に重要な瞬間だ」と述べた。


スクロール→

護衛艦

もがみ

船級:新型FFM

初就役

2022

主要装備・諸元等

基準排水量

3,900トン

満載排水量

5,500トン

全長

133.0 m

最大幅

16.3 m

深さ

9.0 m

機関方式

CODAG方式

主機

MT30ガスタービンエンジン×1

MAN12V28/33D STC ディーゼルエンジン×2

 

推進器

スクリュープロペラ×2

出力

70,000 ps

電源

ダイハツディーゼルMTUディーゼル発電機×3

最大速力

30ノット

乗員

平時約90

有事約60

兵装

62口径5インチ砲×1

水上艦艇用機関銃架×2

Mk.41 VLS (16セル)×1

07SUM

Sea RAM×1

17SSM 4連装発射筒×2

324mm3連装短魚雷発射管×2

搭載機

SH-60K哨戒ヘリコプター×1

C4ISR

OYQ-1 戦術情報処理装置

(リンク 22対応)

レーダー

OPY-2 多機能型

ソナー

OQQ-11 対機雷戦用ソナーシステム

OQQ-25 水上艦用ソナーシステム(VDS+TASS)

電子戦・対抗手段

NOLQ-3E 電子戦装置

 

↓護衛艦「もがみ」
0805_07.jpg

 

[ 2025年8月 5日 ]

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