アイコン トルコ列車衝突脱線事故 在来線を走る高速列車の大惨事

 

 

トルコの首都アンカラで13日午前6時半過ぎ、高速鉄道の列車が、駅舎の線路上で点検中だった機関車と衝突し、乗客乗員9人が死亡、47人が負傷した。
複数の車両が脱線し、その上に駅の高架が崩れ落ちて車両が落ち大きく壊れている(下記写真)。
以上、

日本の新幹線、それを真似た中国新幹線は、こうした事故が起きないように、各種自動制御装置が付いているとともに専用線を走らせている。自動制御装置を機能させている限り、大事故の発生確率は大幅に減る。

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中国新幹線の2014年の大事故は、落雷で自動制御装置が壊れ、同一線路上で大雨のため停止していた別の新幹線に激突し大惨事となったものだった。落雷で機能喪失は中国技術陣の問題。

韓国は、フランスから高速列車を導入しKTXとしており、安上がりに運行させるため在来線を通常列車と共同して運航している。そのため、接続在来線も交差して各所に線路転換機が非常に多く存在する。転換期が故障した場合、高速列車のスピードしだいでは大事故に発展する可能性が高い。

韓国では、KTXの区間によっては300キロ対応機器が必要であるにもかかわらず250キロまでの機器が設置されたりした問題もあったことがある。検査体制も杜撰、問題が生じてすべて分かっている。
今回のKTXの事故も機器の配線ミス、異常を知らせる自動通信機器の故障などが重なって生じたとされている。

猛スピードで走る高速列車、在来線を猛スピードで走らせた場合、当然事故の確率が高くなる。韓国の列車は機器の不具合のための問題で、些細な事故を入れると非常に多くの事故が発生している。

なお、台湾新幹線は、元々フランス企業が受注し、線路工事の段階で頓挫、日本が工事を引き継いだため、安全上の列車を回避させるため引き込み線があるが、基本日本は必要ないとしている。

米国の大列車事故は、超大型トラックなどが線路と交差する道路で、衝突したりして起きるケースが非常に多い。編成車両が長いこと、燃料を積む貨物列車も多いため大惨事となっている。ただ、新幹線のような高速列車は米国にはない。

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[ 2018年12月14日 ]

 

 

 

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