アイコン バトル福岡県知事選 本部が竹内氏推薦決定 麻生の竹内氏×二階の小川県知事

 

 

自民党本部は30日、4月の福岡県知事選に出馬する元厚生労働官僚で新人の武内和久氏(47/自民福岡県連推挙)の推薦を決め、過去2回の県知事選で支援した現職の小川洋知事(69/経産省・特許庁長官)と決別した。(官僚OB同士の戦い)。

事前の党の世論調査では、小川氏が武内氏を大きくリードしていたが、安倍政権を支える麻生太郎副総理兼財務相の意向を優先した異例の政治的判断となった。
しかし、一部国会議員が小川氏支援を公言するなど県連は一枚岩と言えず、党内からは保守分裂の激しい選挙戦になる。

<藏内勇夫自民党福岡県連会長の存在>
2016年の故鳩山邦夫衆議の弔い合戦の補欠選挙で、自民党福岡県連の本部に推したのは藏内会長の息子氏だった。麻生太郎氏や古賀誠氏も支援した。

一方、鳩山邦夫氏の息子の二郎氏も立候補、二階派の武田良太衆議(福岡11区)が支援、故邦夫氏は横断派閥のきさらぎ会を主宰していたため無派閥の菅官房長官も鳩山二郎氏をバックアップしていたという。

両者とも自民党本部に推薦願いを出したところ、自民党本部は両者に対して推薦をしなかった。
自民党本部では当然、二階氏が鳩山二郎氏を推し、麻生氏が藏内息子氏を推したものだった。

スポンサード リンク

自民党の縛りを受けられなくなった藏内息子氏が、選挙参謀長に麻生太郎氏を配し、古賀誠氏も支援した戦いであったが選挙戦では苦戦。

一方、弔い合戦の二郎氏陣営には、きさらぎ会の流れから、当時人気絶好調だった小池百合子都知事も応援に駆けつけ日帰りスピーチ、
結果、強固なブリヂストン関係票を有する二郎氏が選挙を圧勝した。

<麻生大臣と小川知事のしこり>
藏内息子氏陣営は、選挙戦で苦戦する中、選対を務めた麻生氏(元首相)が小川県知事に応援を要請したところ、小川氏は動かなかった。
今回の選挙の前哨戦では麻生氏は、2016年選挙の敗戦の原因を、小川氏に擦り付けるかのように、小川現知事批判を展開し、竹内氏を擁立した。

今回の争点は、
麻生氏は、自民党福岡県連が本部に推した候補者が、2度にわたって本部が推薦しなければ、地方組織の存在はなくなると主張したものと見られる。

<安倍首相が最終判断か>
また、最終判断した安倍首相は、藏内勇夫自民党福岡県連会長に借りがあったと推定できる。
それは加計学園問題での藏内氏の獣医師会会長の職責にある。
藏内氏は、当時、獣医師会会長として加計学園問題でマスコミの取材に受けていたが、学園設立反対とも言わず、まったく、安倍首相にも言及しなかった。
獣医師会は加計学園設立に反対の立場であったにもかかわらずだ。

当然、話さなかったことが重要なポイントの一つとなり、安倍首相は加計問題から開放された。

そして、今回の福岡県知事選、自民党本部は麻生氏と手を組んだ藏内会長率いる福岡県連が推した竹内氏を推薦しないわけにはいかなかったと見られる。

自民党本部の選対委員長は甘利明氏、安倍首相にも近い麻生派、しかし、派閥領袖の麻生氏の意向だけでは動かず、これまでの経過から、安倍氏の意向で竹内氏を決定をしたものと見られる。

<選挙は公明党がキャスティングボードを握る>
したたかな二階氏は、公明党に動いているものと見られる。
新年会での知事選TV取材に対して、山口那津男委員長は「小川氏については、集中豪雨では現地でよくがんばっておられた」と高評価、一方、竹内氏については「よく知りませんから、答えられません」と話していた。

公明党の福岡県連は小川支持方針のようであるが、そこは公明党、本部の一声で決定する。
こうした経緯から、公明党は小川氏に決定するか、自主投票にする可能性が高いと見られる。
ただ、公明党が竹内氏を推薦すれば、勝利の女神が竹内に微笑む可能性もある。
麻生氏と安倍首相にくっついている高島福岡市長は、共に麻生氏の流れが強い竹内氏の支援に回っている。

<小川支援は、二階派は・・・>
小川氏には、推薦をもらえず表立って動けない二階氏の息がかかった組織(派閥・福岡の武田良太衆議、宮内氏もいるが弱い)や連合、国民党、立民、水面下で九電なども推薦するものと見られ、ここに来て元自民党副総裁の山崎拓氏も小川支援に乗り出している。
二階派閥の武田良太衆議は、小川支援を積極的に打ち出していたが、二階自身氏は、派閥を大きくするための国会議員選挙でなく、あまり力が入らなかったと見られる。

福岡県民は判官びいきな面が強い。強引殺法の麻生氏が支援する竹内氏に票が流れるかは保証できない。

スポンサード リンク
[ 2019年1月31日 ]

 

 

 

関連記事

 

 

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ