アイコン セーレン ウエハー膜加工のKSTを買収 光通信用膜加工世界シェア8割

 

 

セーレン(本社:福井市)は18日、半導体材料のシリコンウエハーの膜加工を手掛けるケイ・エス・ティ・ワールド(KST/本社:福井市)を買収したと発表した。
KSTは光通信向け膜加工では世界シェア8割を持つ。

繊維メーカーのセーレンは、強化中のエレクトロニクス事業で、電子デバイスや電気自動車(EV)向けシーズの研究を進めており、KSTの技術を活用して開発の幅を広げたい考え。

セーレンの売上高構成は、エアバッグシート等車輌資材59、ハイファッション22、エレクトロニクス7、環境・生活資材7、メディカル他6。
2019年3月期の売上高は1200億円を予想している。

セーレンは18日までにKSTの発行済株式の55%を取得した。取得額は非公表。
買収後もKSTは川崎正寛社長が続投し、社名や社員についても現行体制を維持する。
セーレンでは当面、出資比率は現状にとどめ、KSTが取り組む膜加工分野の増産投資での資金援助や知名度向上による事業拡大などをサポートする方針。

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KSTは1998年の創業で、大容量のデータ通信を可能にする厚い膜加工に強みを持つ。
ウエアラブル端末や次世代通信規格「5G」などと相性が良く、今後、世界的に需要が高まると期待されることから将来性を見いだした。

KST川崎社長は、セーレンからの出資受け入れを決めた背景について、「経営は安定しているが、半導体業界の規模拡大のペースについて行くため」と説明しているという。

KSTの2017年12月期の売上高は24億円、2018年期もほぼ横ばい。
セーレンでは、KSTの業績をエレクトロニクス部門に計上するが、本格計上は来期からとなる。
以上、

半導体の薄膜加工の企業は多くあるが、厚膜加工がミソのようだ。5G通信では光通信ケーブルが大容量化することから、KSGにとっては一大チャンスが巡ってきているはずだ。そのための資金調達のためにセーレン傘下になったものと見られる。
 

 
[ 2019年2月19日 ]

 

 

 

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