アイコン ANA貨物1~3月 対中▲24%減 半導体製品大幅減

 

 

米中貿易戦争の影響が航空貨物にも出てきている。
ANA-Hは、今年1~3月までの日本から中国向けの航空貨物が、減少していることを明らかにした。
ANAでは、1~3月の日本の空港から中国に輸送された航空貨物は、半導体製品を中心に前年同期間比、重量ベースで▲24%減少したという。
同社では、航空貨物にも米中貿易戦争の影響が出ており、今後この動きを見ていく必要がある。イギリスのEU離脱の動きや原油動向などをしっかり注視していきたいとしている。
以上、

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ファーウェイ制裁+来月予定の3000億ドル制裁・・・対する中国は天下の宝刀レアアースの米輸出を禁止する可能性が示唆されている。
中国のレアアースがなければ、高性能モーターが造れなくなり、洗濯機・冷蔵庫・ロボットから自動車、レーザー・飛行機・ミサイルまで製造できなくなる。
逃げ道をなくし、激しく追い立てれば、捨て身になるのは当然のこと。
窮鼠猫を噛み、窮猫も鼠を噛み共倒れ、3大市場のうち2市場がコケたら間違いなく世界経済は転落。米国の製造業は中国に関係なくすでに曲がり角に来ており、これ以上の貿易戦争は米消費を直撃し、GDPの7割を占める消費に大きな打撃を与えることになる。

来年の大統領選を控え、軍事外交・通商・メキシコ壁で鷹派一色にして支持率低下中のトランプ大統領、中国に対してどう動くのだろうか。
その影響を考慮した場合、大統領選に向け時間的なゆとりはない。
掌を返すのは天性のようだが、共倒れにならないようご留意願いしたい。

 
[ 2019年5月30日 ]

 

 

 

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