韓国 南シナ海に軍艦派遣米国要請断る 訪韓外国人数推移
香港紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」(SCMP)が25日、国際的に領有権を巡る争いがある南シナ海に、米国が、韓国の軍艦の派遣を要請したのに対し、韓国政府がこれを拒絶したと報じた。
中国が南シナ海の島嶼を埋め立て要塞化するなど軍事活動の範囲を拡大して海上覇権を露骨にし、米国がけん制に乗り出すことで、米中対立は新たな局面に差し掛かっている。
SCMP紙は「アジア・太平洋諸国が主要20ヶ国・地域(G20大阪サミット)首脳会議を前に、米中どちらか一方の側に立つのを望まない理由」というタイトルの記事で、韓国外交部(省に相当)消息筋の話を引用し「米国は、紛争海域(南シナ海)で中国の影響力拡大をけん制するため、韓国に軍艦の派遣を要請したが、韓国政府は北朝鮮の脅威に国防力を集中しなければならないという理由で拒絶した」と伝えた。
これに対し、韓国国防部は「米国から南シナ海に韓国の軍艦の派遣を要請された事実はない」と反論した。
SCMP紙は、韓国がファーウェイの機器を使用しないでほしいという米国の圧力に苦しんでいるとして「米国の伝統的な同盟国であるとともに中国とも強い貿易パートナーである韓国が、双方からの『味方圧力』に苦しめられている」と伝えた。
また同紙は、南シナ海への軍艦派遣要請は、北朝鮮の脅威を口実に逃れることができたが、ファーウェイを巡る対立は違うと分析している。
以上、
言い逃れのその場しのぎはいずれ破綻する
中国は、米中貿易戦争が激化する中、韓国を懐柔するため、訪韓客を大幅に増加させている。文政権としても国内の最大の問題となっている雇用問題を少しは解決してくれることになり、中国に対して足を向けられない存在でもある。
2017年12月には、中国に対して3不誓いを表明してまで国賓訪問したが、10回の食事のうち8回が一人食事だったと中国の対応に韓国民が激怒、中国のTHAAD制裁の解除も得られないままだった。
韓国政府は、米の圧力にファーウェイについては民間の問題であり、政府は関与しないとしている。やっと増加してきた中国からの訪韓客までまた減らされたら、北朝鮮問題も膠着状態のまま、早々に経済批判ばかりのレイムダック状態に陥る可能性すらある。
今年の韓国の訪韓外国人数は、THAAD制裁前の2016年水準を回復している。
2019年 訪韓客推移 /千人
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中国
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日本
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全体
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客数
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前年比
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客数
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前年比
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客数
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前年比
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2018年
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4,789.5
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14.9%
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2,948.2
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27.6%
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15,346.8
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15.1%
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19/1月
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1,104.8
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15.6%
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2月
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453.3
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31.3%
|
213.2
|
26.7%
|
1,201.8
|
15.0%
|
3月
|
487.6
|
20.9%
|
375.1
|
27.4%
|
1,535.6
|
12.4%
|
4月
|
493.2
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34.5%
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290.0
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35.7%
|
1,635.0
|
22.8%
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5月
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500.4
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35.2%
|
286.2
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26.0%
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1,485.6
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20.0%
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