アイコン どうもできない韓国の半導体業界 技術は1日にしてならず

 

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韓国の半導体メーカーは、日本が輸出管理を強化した品目について代わりの調達先を探す動きが行き詰まりつつあり、向こう数カ月で事業に多大な混乱が生じる可能性が高まっている。

日 本政府は現在、半導体材料の「フッ化水素(エッチングガス)」「フォトレジスト(感光性耐食被膜)」「フッ化ポリイミド(ディスプレイ製造用感光剤)」と いう3品目について、韓国向けに輸出する場合は個別の取引ごとに許可するかどうか判断している。そして韓国の複数の業界関係者によると、この措置が実施さ れた7月上旬以降、1件も許可されていない。

ある韓国の大手半導体メーカー幹部はロイターに「日本はじわじわとわれわれの首を絞めつけている」と話した。

メー カー側は日本のサプライヤーが中国もしくは台湾に保有する工場から、直接に仕入れるなどの対応策を検討しているものの、今週初めに韓国の半導体業界団体が サムスン電子やSKハイニックスといった加盟社に渡した政府の手引書には、そうした仕入れが難しいと警告する内容が記されている。

(最高水準の製品は技術がパクられないように日本の製造各社は、日本の工場で生産している。現地法人では普及品製造が主力)

ロイターが確認した指針によると、日本企業には、対象品目を第三国から出荷するのを拒否する権利があり、日本の規制をすり抜ける行為をすれば半導体メーカーとサプライヤーの双方がより広範な国際的な通商制裁を科される恐れが出てくる。

韓国戦略物資管理院のある高官は「簡単に言えば、日本から材料を輸入する努力はするなということだ」と述べた。

 

<代替には限界>

日本以外のサプライヤーを見つける取り組みも難航している。

ロシアと中国のサプライヤーからは出荷の申し出があったものの、半導体メーカーの話では、ほとんどの用途では日本の純度の高いフッ化水素が必要になる。

日本製のフッ化水素の純度は99.9999999999%という12ナインの水準、韓国製や中国製は最高が5~7ナイン程度とされ、回路幅10ナノ未満には使用できない。

高純度だからこそサムスン電子やSKハイニックスが世界市場の半分を超えるシェアを持つメモリーチップの不良率が下がり、メーカーが収益性を確保できている。

また別の韓国の大手半導体メーカーの幹部は「日本の代わりに他国からの材料を使いたいとしても、われわれの現在の製造システムとパフォーマンスにとってふさわしいと証明するまでに数ヶ月かかる」と指摘した。試験するのはラインを動かし、歩留まり率をチェックする必要があり、問題が生じれば、試験する時間がもったいないことになる。

サムスン電子は7月31日の第2・四半期決算発表時に、日本の輸出規制によって事業環境の先行きが不透明になっていると説明している。

投資家向け広報責任者は「日本政府が最近打ち出した措置で材料の輸出が禁止されたわけではないが、新たな出荷承認手続きの負担とこの手続きがもたらす不確実性に起因する困難に直面しているので、視界は不良だ」と語った。

フォトレジストの輸出管理厳格化が適用されるのは、EUVリソグラフィと呼ばれる最先端技術に基づく半導体生産を行う企業に限られている。

ただ、サムスン電子はこの技術を使ってファウンドリー(半導体受託製造)の分野で台湾積体電路製造(TSMC)に追い付こうとしていただけに、そうした動きに水を差されかねない。 受託製造案件の回路幅は7ナノだとされている。

ケープ・インベストメント・アンド・セキュリティーズのアナリスト、Park Sung-soon氏は「日本の輸出規制がさらに続けば、サムスン電子はEUV事業の運営に長期的な悪影響が及び、生産面の課題を達成するのが難しくなるのは避けられない」とみている。

韓国貿易協会のデータによると、昨年の日本からの輸入品で金額が最も大きかったのは半導体部品・機器だった。総額は110億ドルと、日本からの輸入全体の2割近くを占めている。

日本の輸出規制に対抗するため、韓国政府は国内のサプライヤーを育成する方針を打ち出した。

しかし、サムスン電子とSKハイニックスと取引しているあるサプライヤーの幹部は「国内サプライヤーの努力に加えて、ハイテク材料を内製化しようとする現在の国家的な取り組みは続くだろう。とはいえ、全ての材料を自前で代替するのは不可能だ。そこに到達するには相当な時間がかかる。われわれは日本と協力する必要があるのだ」と打ち明けた。

以上、ロイター参照

 

今日の東証の取引は、中国に対する第4弾のトランプ砲により大荒れとなり前日比▲453.83円安、▲2.11%安の21,087.16円となった。

一方、韓国の総合指数KOSPIは▲19.21p安、▲0.95%安の1998.13pで終了した。

韓国は輸出主導型経済、低迷する中国を最大の輸出国にしている株価指数の動きには見えない韓国には何か不思議な力があり、ファンダメンタルを構成しているのだろうか。

[ 2019年8月 2日 ]

 

 

 

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