アイコン まだあった東芝 3月決算 売上高は3億円台まで減少 当期利益は8040億円

 

 

同社は当期、財務基盤強化の観点から、東芝メモリ事業の譲渡契約の締結、約6,000億円の第三者割当増資を実施している。

同社は、継続事業税引前損益は、第2四半期に計上したランディス・ギア・グループの株式上場による株式売却益668億円を主因として、前期比375億円増加の824億円になった。
非継続事業当期純損益は、メモリ事業が営業利益率40%に相当する利益を達成したことに加え、WEC(ウェスチングハウスE)に対する債権の第三者への譲渡による売却益とWEC関連債券・株式が税務上の損失として扱われたこと等による税金費用の減少を反映し6,961億円になり、当期純損益は8,040億円の黒字となったとしている。
 
東芝メモリの売却は、中国の承認が遅れ、この間、業績が急回復したことから、売却するかどうか再検討している。ただ、歴代とんでもない経営者たちであり、東芝メモリは切り離すべきだろうが、切り離した場合、稼ぐ事業が皆無になり看板が消滅する大きなリスクが生じる。
 
同社の業績に興味はないが、東芝メモリだけは気になる。しかし東芝メモリの決算がどうだったか説明していない。東芝は東芝メモリについて、新たな設備投資を行うと発表していた。
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東芝
連結/億円
売上高
前期比
営業益
前期比額
営業利益率
エネルギーシステム
8,447
-13.0%
-148
+269
-1.8%
インフラシステム
12,468
-1.0%
480
-104
3.8%
リテール&プリンティング
5,228
3.0%
270
+107
5.2%
ストレージ&デバイス
8,796
5.0%
473
-103
5.4%
インダストリアルICT
2,589
8.0%
13
-58
0.5%
その他
5,256
-2.0%
-486
-315
-9.2%
調整
-3,308
 
39
 
 
総合計
39,476
-2.0%
641
-179
1.6%

 

東芝
連結/百万円
売上高 
営業利益
←率
税前利益
株主利益
15/3
6,655,894
170,439
2.6%
136,644
-37,825
16/3
5,668,688
-708,738
 
-633,145
-460,013
17/3
4,043,736
82,015
2.0%
44,945
-965,663
18/3
3,947,596
64,070
1.6%
82,378
804,011
18/17比
-2.4%
-21.9%
 
83.3%
-183.3%
19/3期予想
3,600,000
70,000
1.9%
90,000
1,070,000
19予想/18実
-8.8%
9.3%
 
9.3%
33.1%
18/3期財務
総資産
株主資本
同率
 
4,458,211
783,135
17.6%

 

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[ 2018年5月15日 ]

 

 

 

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