アイコン 新コロナに高い効能 ギリアド社の抗ウイルス薬「レムデシビル」

 

スポンサード リンク
 

米医療関連ニュースサイトのSTATは16日、米バイオ医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズが開発した抗ウイルス薬「レムデシビル」の臨床試験(治験)で、新型コロナウイルスに感染した患者が急速に回復していると報じた。
血清療法、重症10人が改善 新型コロナ、中国武漢で―カナダで大規模臨床試験へ

 STATによると、重症の113人を含む125人の新型コロナ患者を対象としたシカゴ大医学部による治験で、レムデシビルを毎日投与したところ、発熱や呼吸器症状が著しく改善し、1週間以内にほぼ全ての患者が退院した。死亡したのは2人のみだったという。
 ギリアドはSTATに対し、「進行中の治験のデータが利用可能になることを楽しみにしている」と述べた。

 トランプ大統領は先月、レムデシビルについて「非常に良い結果が得られたようだ」と述べ、有望な治療薬になり得るとの見方を示していた。

<レムデシビル(開発コードGS-5734)>は、
新規ヌクレオチドアナログのプロドラッグで、抗ウイルス薬。
ギリアド・サイエンシズが開発し、エボラ出血熱及びマールブルグウイルス感染症の治療薬として、後に、一本鎖RNAウイルス(RSウイルス、フニンウイルス、ラッサ熱ウイルス、ニパウイルス、ヘンドラウイルス、コロナウイルス(MERSおよびSARSウイルスを含む))に対して抗ウイルス活性を示すことが見出された。

追跡調査により、SARS-CoV-2(=新コロナウイルス)を含む複数のコロナウイルスおよびニパウイルスとヘンドラウイルス感染症での抗ウイルス活性が明らかとなっている。

GS-441524のモノホスホルアミデートプロドラッグ。
2020年2月現在、米国で開発中の新薬であり、承認薬として日本で使うことができるのは「緊急性を考えて特例扱いだとしても、最短でも2020年内」とされている。

2015年10月9日、アメリカ陸軍感染症医学研究所(USAMRIID)は、化合物GS-5734がアカゲザルのエボラウイルスを抑制したという心強い前臨床結果を発表した。
西アフリカエボラウイルスの流行は2013年から2016年まで続いた。

2007年からUSAMRIIDの主任研究員を務めているTravis Warrenは、「この研究はUSAMRIIDとギリアド・サイエンシズとの継続的な協力関係の結果である」と述べている。
有望な抗ウイルス活性を持つ分子を見つけるための「ギリアド・サイエンシズの化合物ライブラリー」を用いた「初期スクリーニング」は、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の科学者によって行われた。

この研究の結果、GS-5734は「潜在的な治療薬としてさらに開発されるべきである」と推奨され、10月7日から11日までサンディエゴ・コンベンションセンターで開催された米国感染症学会(IDSA)の年次IDWeek会議で発表された。

エボラ研究は、最大レベル4の能力を持つ唯一の国防総省の組織である国防総省の、バイオセーフティレベル4の最大封じ込め施設USAMRIID研究所で実施された。
この研究は、アメリカ国防脅威削減局および国防総省の医療対策システム合同プロジェクト管理室から資金提供を受けている。

研究室レベル(Laboratory tests)では、レムデシビルがSARS-CoVやMERS-CoVを含む広範囲のウイルスに対して効果的であることが示唆されている。
この薬は、2013年から2016年の西アフリカエボラウイルスの流行を治療するために推進された。安全であることは判明した。ただし、エボラに対しては特に効果的ではなかった。
以上、

日本はアビガンを擁しているが、アビガンも軽症患者での効果が報告されている。「レムデシビル」も軽症患者向けの薬剤のようだ。
アビガンより高い効果が確認されれば、日本当局はアビガンに固執することなきように。
アビガンの主薬剤部分は20年以上前に開発されて薬剤で、今やジェネリック薬品会社で造れる。
予算配備なく研究放棄の日本、20年前のアビガンからほとんど進化しなかった。

 


スクロール→

世界のワクチンの開発状況

開発企業

種類(補足)

中国Clover Biopharmaceuticals

組換え蛋白質ワクチン (英GSK社のアジュバント)

GlaxoSmithKlineGSK)社

フランスSanofi

組換え蛋白質ワクチン

Baylor College of Medicine

組換え蛋白質ワクチン

University of Texas

New York Blood Center

中国Fudan University

iBio社、中国Beijing CC-Pharming

組換え蛋白質ワクチン(植物で製造)

Janssen Pharmaceuticals

組換え蛋白質ワクチン/J&Jの医薬開発部門会社/臨床開始

Novavax

組換え蛋白質ワクチン(ナノ粒子)

Vaxart

組換え蛋白質ワクチン(経口投与)

国立感染症研究所

組換え蛋白質ワクチン

デンマークExpreS2ion Biotechnologies

ウイルス様粒子(VLP)ワクチン

イスラエルVaxil Bio

ペプチドワクチン

Queensland大学、英GSK

ペプチドワクチン

VaxHit bioinformatics

ペプチドワクチン

Generex Biotechnology

ペプチドワクチン

イスラエルMIGAL Galilee-Research Institute

ウイルスベクター(トリ伝染性気管支炎ウイルス)

インドZydus Cadila

ウイルスベクター(麻疹ウイルス)

University of Oxford

ウイルスベクター(アデノウイルス)

中国CanSino Biologics

ウイルスベクター

フランスInstitute Pasteur

ウイルスベクター(麻疹ウイルス)

Altimmune

ウイルスベクター(アデノウイルス、経鼻投与)

GeoVax Labs社、中国BravoVax

ウイルスベクター(ワクシニアウイルス/VLPワクチン)

Greffex

ウイルスベクター(アデノウイルス)

Janssen Pharmaceuticals

ウイルスベクター(アデノウイルス)細胞培養ワクチン

Tonix Pharmaceuticals

ウイルスベクター(馬痘ウイルス)

インドZydus Cadila

プラスミドベクター(DNAワクチン)

Applied DNA Sciences

プラスミドベクター(DNAワクチン)

イタリアTakis Biotech

イタリアEvvivax

Inovio Pharmaceuticals

プラスミドベクター(DNAワクチン)

日本、アンジェス

プラスミドベクター(DNAワクチン)

Imperial College London

mRNAワクチン

中国Stemirna Therapeutics

mRNAワクチン(リン脂質粒子)

中国Tongji University

中国Center for Disease Control-and Prevention

ドイツCureVac

mRNAワクチン

Pfizer社、米BioNTech

mRNAワクチン

Moderna社、米NIAID

mRNAワクチン/臨床開始

東京大学医科学研究所

mRNAワクチン

Codagenix社インドSerum Institute of India

弱毒生ワクチン

米リジェネロン・ファーマシューティカルズ

カクテル抗体

治療薬

韓・セルトリオン

抗体治療薬、自ら一番早いと自慢、動物実験もまだ。臨床7月開始と

イーライリリー

抗体治療薬

ジェネンテック

抗体治療薬

ギリアドサイエンス

抗体治療薬、GS-5734、臨床中

富士フイルム富山化学

抗体治療薬、アビガン

・ほか多数、新コロナ患者は臨床実験の好対象。

 

[ 2020年4月17日 ]

 

 

 

関連記事

 

 



PICK UP


PICK UP - 倒産