アイコン アビガンは魔法薬ではない

 

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中国医師の臨床報告では、アビガンは軽症患者の回復を大幅に促進したと発表したが、重症患者については何も報告していない。
重症患者には、既存のHIV薬との併用薬などで効果がこれまでに日本のあちこちで報告されている。

富山市の富山市民病院は、院内で感染したとみられる70代の女性に、新型コロナウイルスへの効果が期待されている薬の1つ、「アビガン」を投与したものの症状が改善せず、22日夜、死亡したと明らかにした。
富山市民病院によると、院内で感染したとみられる70代の女性は、当初は軽症だったものの徐々に症状が悪化し、今月13日にインフルエンザの治療薬で新型コロナウイルスへの効果が期待されている「アビガン」の投与を受けた。
しかし、発熱などの症状が治らず、今月14日には別の感染症指定医療機関に転院して人工呼吸器を使った治療を受けていたが22日夜、亡くなったという。
(1日だけの投与で症状が治らず、緊急転院とは何か拒否反応でも生じたのだろうか)

アビガンは富山大学白木公康教授と富山化学工業(現、富士フイルム富山化学)が1999年に共同開発し、アビガンの物質的特許であるファビピラビルは、2019年に特許は失効、ジェネリック化している。2014年に妊婦に対して副作用があり条件付で国の承認を受けている。・・・備蓄には外資のタミフルを最優先させた。

日本未承認薬のギリアド社の抗ウイルス薬「レムデシビル」については、
米医療関連ニュースサイトのSTATは4月16日、米バイオ医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズが開発した抗ウイルス薬「レムデシビル」の臨床試験(治験)で、新型コロナウイルスに感染した患者が急速に回復していると報じた。
 STATによると、重症の113人を含む125人の新型コロナ患者を対象としたシカゴ大医学部による治験で、レムデシビルを毎日投与したところ、発熱や呼吸器症状が著しく改善し、1週間以内にほぼ全ての患者が退院した。死亡したのは2人のみだったという。
現在数千人の大規模臨床試験が行われている。

直近の研究では、
東京理科大や国立感染症研究所などの研究チームは4月22日、新型コロナウイルスの治療薬として、エイズ治療薬「ネルフィナビル」と白血球減少症などの治療薬「セファランチン」の併用が有効とみられることを、細胞を使った実験などで確認したと発表した。
ただ、実験上の有効性の確認、今後、動物実験などクリアし臨床試験となる。

血清療法
中国では、血清療法により、重症10人が改善したと報告。今後、中国武漢とカナダで大規模臨床試験を行うという。
韓国でも独自に血清療法を行うと報道されている。

[ 2020年4月24日 ]

 

 

 

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