アイコン ギリアド社の新型コロナウイルスの治療薬候補「レムデシビル」 重度の半数に改善


米医薬大手ギリアド・サイエンシズは29日、臨床試験を実施中の新型コロナウイルスの治療薬候補「レムデシビル」で、肯定的な結果がでたと発表した。
重度の新型コロナ入院患者を対象にレムデシビルを5日間投与したところ、10日後に50%で症状が改善し、2週間以内に半数以上が退院した。
レムデシビルは、承認申請前の最終段階にあたる第3相臨床試験を2つ実施している。
今回公表されたのは、そのうちの1つとなる重度の入院患者を対象とした臨床試験の予備結果。同日、米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)による別の臨床試験でも、肯定的な結果がでたと発表した。
ギリアド社によると、レムデシビルを10日間投与した患者と5日間投与した患者を比べると、同程度の症状の改善が確認された。
最高医療責任者のマーダッド・パーシー医学博士は「現在の供給量で治療できる患者数を大幅に増やすことができるのは、このパンデミック下で非常に重要だ」と述べた。
米政権の新型コロナウイルス対策チームで中心的役割を担うファウチ国立アレルギー感染症研究所長は29日、レムデシビルの予備結果について「とてもいいニュースだ。治療の標準になりうる」と述べた。

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以上、
富士フイルムのアビガンは、中国では軽症患者に有効との報告がなされている。富山県ではそれにもかかわらず、感染重症女性に1回投与しただけで拒絶反応を示したのか転院させ、そのまま死亡している。転院させるほど、治験した病院にはICUもなかったのだろうか、万が一を想定していなかったのだろう。アビガンは、臨床前にもかかわらず、すでにお国は大量備蓄までスタートさせ、何社も原料製造に取り掛かっている。副作用が顕著なタミフルも数百億円分備蓄して捨てた。備蓄したら、あらゆる感染症から逃れられると錯覚しているようだ。

アビガンもエボラで注目を浴びたが、それを進化させたニューアビガンが必要となっている。
「レムデシビル」も有効薬がないため重宝されているが、50%では救世主にはなりえない。ただ、アメリカの死亡者数からすれば救世主には間違いないだろう。

米国の4月29日現在の感染者数は1,063,351人、死者は61,618人、重症者は18,671人、遺体の処理が間に合わず、食品配送用の冷凍車に大量に棺が積まれ一時保管されている。

BCGとの因果関係から、これまでの薬剤から何か効く薬剤が見つかるかもしれない。税金の塊の富岳を利用してシミュレーション解析することだ。

[ 2020年4月30日 ]

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