アイコン ギリアド社の「レムデシビル」に暗雲 WHO誤信で発覚

 

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英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は23日、米バイオ医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズが開発した抗ウイルス薬「レムデシビル」の効果を検証するため、中国で実施された臨床試験(治験)が失敗に終わったと報じた。
世界保健機関(WHO)が誤って公表した文書で明らかになったという。
レムデシビルをめぐっては、米シカゴ大の治験で新型コロナウイルス患者が急回復したと一部で報道され、有望な治療薬になり得るとの期待が高まっていた。

同紙によると、中国の治験では、薬を投与するグループとしないグループに被験者を無作為に振り分ける手法を採用。
新型コロナ患者237人のうち158人にレムデシビルを投与し、残る79人との経過を比較した。
その結果、症状の改善や血流中の病原体の減少は確認されなかった。一方、患者の一部には重い副作用が出たという。

WHOはこうした結果を記した文書の草案を不注意でウェブサイトに掲載した後、誤りに気付いて削除したが後の祭りだった。

ギリアドは声明で「この治験は、統計的に意味のある結論を出すには不十分だった」とコメント。

一方で、「結果は不確かなものだが、データの傾向から、特に早期に治療を受けた患者には潜在的な有効性が示されている」と述べた。
以上、

シカゴ大は、「レムデシビル」について、重症患者に対してその有効性を発表し、現在大規模臨床試験が行われている。
ただ、シカゴ大がいう重症患者の定義も不明だが、日本が定義している人工呼吸器を用いる患者ならば、ギリアド社の声明の「早期」とは言わないだろう。

中国の医師は、アビガンは軽症患者の早期回復に有効性を発揮したと発表していたが、重症患者については触れていなかった。
「レムデシビル」はエボラでも有効性があるとされたが、アフリカの現地ではその有効性が証明されなかった経緯がある。
逆にアビガンはエボラでも現地で有効性が証明されていた。
ただ、ともに副作用がある。
アビガンもエボラ時から進化させ続けていたら、今回の新コロナでは治療薬の第一人者になっていた可能性もある。

韓国のバイオ医薬品メーカーのセルトリオンが、世界で開発の先頭を切っていると自賛している。いつもの法螺貝なのか、今度は本当なのか、狼少年(=羊飼いと狼)で分からない。
イーライリリーやジェネンテックなど多くの医薬品メーカーが治療薬の開発に当たっている。
また、ワクチン開発も英オックスフォード大や米J&Jや日本のアンジェス、独CureVacなど多くの医薬品メーカーなどが取り組んでいる。
すばらしい日本政府のこれまでの新コロナ防疫対策では、収束・終息は①最悪の集団免疫か、②ワクチン開発か、③全国の外出禁止令かしか残されていない。

海外からの圧力で首相は検査数を1万件から2万件にせいと言う。厚労省は検査を重症患者に限定せよと通知して言う。リーダーはどこにあるのだろうか。

 


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日本の感染者数と検査数 ここ1週間

 

感染者数

検査数

累計

当日

累計

当日

417

9,027

503

86,800

4,975

418

9,654

556

91,050

4,250

419

10,219

556

91,695

645

420

10,608

360

94,826

3,131

421

10,974

361

101,818

6,992

422

11,350

370

107,430

5,612

423

11,772

420

112,108

4,678

厚労省発表分/感染者数の足し算は都道府県集計中としていつも合わない。なぜか検査数は合う。

[ 2020年4月24日 ]

 

 

 

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