アイコン アビガン 明確な有効性示されず? 臨床研究で大量投与中


共同通信は、新型コロナ感染症の治療薬候補アビガンを巡り、国の承認審査にデータを活用できると期待された臨床研究で、明確な有効性が示されていないことが19日分かったと複数の関係者が明らかにしたと報じた。
感染した著名人がアビガンの投与後に回復したと公表し、首相は「5月中の承認を目指す」とするが、現時点で薬として十分な科学的根拠が得られていない状況だという。
アビガンは催奇形性の問題などがあり、専門家からは「効果や安全性を十分確認せずに進むのは納得できない」、「月内の承認方針は前のめりだ」との声が出ている。
 アビガンは富士フイルム富山化学が開発した新型インフルエンザの治療薬。
以上、

愛媛県の中村知事は5月13日のブリーフィングで、アビガンについて、「これまで10人以上の感染者に投与されているところでございます。そのうち、特に重症から軽症に回復した2名には投与されたと聞いております。ただ、これは本当に、いまだに医療性の専門家でもその効果等については、まだまだ未解明でございますので、あくまでも結果ということでございます。」と述べていた。

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富山市民病院でアビガンを投与した女性が死亡した件
3月26日、県内の70代女性が富山市民病院に入院
4月11日、新コロナ感染検査で陽性判明
4月13日、アビガン投与
4月14日、熱が下がらず、感染症の指定医療機関の病院に転院、
4月22日、死亡

4月9日、富山市民病院の看護師の感染が確認され、その後、患者や医療感染者の集団感染が発覚、結果、32人が感染した。当該の70代女性は院内感染とされている。

アビガンを誰かさんが前のめりになり備蓄すると発表し、今や原剤の生産も中国に依存していたことから、急遽、日本の化学メーカーに生産要請している。
そうしたことからか、富山市民病院の件は、その後一切報じられなくなった。

レムデシビルの効能もメーカーのギリアド社は、エボラ時、自ら過大吹聴会社でもあり、実際、米国で大量使用された後の検証を経て、使用することが望まれる。

ただ、日本政府はこれまで、感染検査基準を厳しく制限(37.5度が高齢者2日以上、それ以下は4日以上続き)かつ、CT検査で肺に異常)していたため、重症化してから感染検査を受け入院している人たちが多く、重症化したまま亡くなる人たちが非常に多い。そのためか、特に治療薬も泣く、医師たちも藁をも掴みたくアビガンやレムデシビルに群がっているものと見られる。
高齢者の感染者を重症化させないためには、早期感染検査・早期入院が絶対必要な前提条件だったが、これまで国や専門家会議の皆様方はそうさせてこなかった。

 中国の医師は、アビガンを投与した軽症患者の早期回復が、投与しなかったグループとの比較において、明らかに回復期間が短かったと発表していたが、重症感染者への投与については何も触れていなかった。
 中国の別の医師は、レムデシビルの200人あまりに対する臨床投与で、まったく効能を示さなかったと英ランセットに公表していた。

前のめりなるほどこうした正式(最低5年~)に臨床を受けていない薬剤は危険性も高い。
検証されていないもののアジア黄色人種と欧米白人種とでは、新コロナの重症度が異なるのではないかとも、BCGワクチン接種国とそうでない欧米とでは異なるのではないかともいわれている。
・・・ウイルスに聞かなければわからない。

 現状のところ、当2つの治療薬候補も、効く人と効かない人がいるようだ。
人体実験での確率の問題となっている。
死亡者数が少ないタイ国の医師は、アビガンやレムデシビルにしても、ほかの薬剤を併用していると報告している。
新コロナウイルスは、気管支上皮細胞や肺細胞に進入して細胞を破壊していくとされるが、一方で免疫細胞へ進入するとされ、双方に効能がある薬剤が求められようか。
ワクチンは、どこのメーカーもウイルスの突起を不活性化させるワクチンを開発中。今秋遅くか来春には完成士、投与できるとされるが、まだ未知数な部分が多い。
米国のバイオベンチャーは自ら過大広告するところも多く、あくまでCDCなどによる公表された分しか信用できないところがある。

[ 2020年5月20日 ]

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