アイコン 韓国の感染者発生状況 26日は40人


韓国の文在寅大統領は、韓国民は新コロナに勝った、K-防疫が世界の見本となったと述べ大幅規制緩和、ゴールデンウィークに突入。結果、ソウルの繁華街は密集地帯に化かし、中でもダンスクラブの解禁、ダンスステージは音響の関係から地下にあるところが多く密室状態、それも久方ぶりの解禁とゴールデンウィークが重なりごった返し、2日に訪れた男性客は発熱状態で友人らと入店、それも一帯をはしごしていた。
当該の男性が7日に感染が確認されてからは、クラブ入店者に教師・講師・軍人・医療関係者らもいたことから大騒ぎとなった。そして27日までに255人の集団感染(うちクラブ訪問者は95人、残りは3次~7次感染者)になっている。
しかし、現実にはクラブ関係だけではなく、感染が散発し続けている。当然、規制緩和によるものだろう。

特にソウル首都圏(ソウル市+仁川市+京畿道)は人口の約半分の2500万人が居住し、新コロナに対して感染検査を多少多くしても、水面下の無自覚感染者(ステルス感染者=無発症+軽症の無自覚感染者)を発掘・隔離するには限界があり、規制を緩和したところでソーシャルディスタンスは、最低3クール(ウイルス生態から1クール14日間)は必要。
韓国では、それも表面的な感染者数が減って来ていたことから、いきなり緩和に動き、結果、文大統領の発言はお釈迦になってしまった。

それまでにも一部規制緩和され、繁華街ではソーシャルディスタンスが取れていない、テーマパークの人気アトラクションでは2時間待ちになっていると4月20日ころマスコミが書き綴っていた。

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ソウル市の感染者は以前から感染経路不明者が多く、ステルス化が進んでいることを物語っていた。
最近、目立ってきたのは教会のミニ集団感染、以前から教会の集団感染は各地で散発してきたが、内部では賛美歌を参加者全員で歌うことから、飛まつがエアロゾル化しての感染と見られる。現在、ソウル都市圏の6教会で感染者が出て検査を進めている。

欧米の集団感染の大発生の原因は宗教・教会にあり、特に高齢者たちは礼拝に熱心であることから感染が一気に広がり致死率も異常に高めている。

韓国も1/3がクリスチャン、小地域単位で教会があり、集団感染の確率が高くなっている。自治体は教会に対して一時、礼拝を中止させていたが解禁、間隔を取るように命令を出しているが、信者=世間のおばさんたちが集まれば会話の一つや二つは出てくるのが当たり前。もしもステルス感染者がいれば、拡散される。

それでも韓国では、飲食店・クラブ・教会などの施設に入場者は全員、名前と電話番号を記入することを罰則付で義務付けており、初動検査がやりやすくなっている。
最近ではクラブ以外、小規模集団感染で抑えられているが、規制緩和ですぐ浮かれる韓国人の国民性からして制御しない限り、今後とも感染は続いていくものと見られる。

ソウル繁華街・梨泰院のクラブを中心に発生した集団感染が7次感染まで拡大している。
京畿道富川市でネット通販大手の物流センターでの集団感染(計8人)も増加中、また、ソウル市内の小学生、中学生、保育園の調理師、富川市内の小学校の教師などの感染も相次ぎ、26日から本格的に始まった登校・登園による新たな感染拡大が懸念されている。 
地域や学校によっては引き続きネット授業に急遽切り替えた学校もある。
最近は老健施設や療養病院、病院の大規模集団感染は見られなくなった。ただ、小規模ながら、MERSの院内感染で大問題となったサムスン・ソウル病院でこの間、発生していた。

日本も参考になることから掲載してみた。

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[ 2020年5月27日 ]

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