アイコン 北九州市 生徒の感染多発、無発症者多く苦慮 10人感染

 

 

北九州市の小学校や中学校で新コロナウイルスに感染者の出ており、5月25日学校が本格的に再開された今、無症状の感染小学生もおり、その対策に苦慮している。

児童、生徒の感染判明は25日以降で計10人。

守恒小(小倉南区)で5人
企救中(小倉南区)で1人、
思永中(小倉北区)で1人、
葛原小(小倉南区)で1人
別途、高校生と大学生各1人
小倉北特別支援学校(小倉北区)は教員3人
の感染が判明している。

学校は、体温や体調不良の有無を記した健康チェックシートを提出させるなど対策を取っていたが、無発症の熱がない子どもの感染が相次いで判明し、その対策に苦慮している。

専門家は対策として、手洗いやうがい、マスク着用の徹底のほか、3蜜となる集団活動・行動を授業中、休み時間、登校・下校に関係なく回避させ、給食なども一定間隔を空けさせること、トイレも間隔を置いて並ばせることなどを挙げている。

しかし、無自覚無発症のステルス感染者がいる以上、他の生徒・教職員への感染リスクはあり、防止することは極めて困難。

それでも感染リスクを少なくするためには、関係の学校の全校生徒のPCR検査を実施するしかなく、同時に過去に感染していた生徒がいないか血液抗体検査も同時に行えば、学校側=教育委員会=北九州市=専門家が、今度どう対応すればよいか、強力な判断材料になると見られる。

実務面では、無発症の感染者は過去3日、発症の感染者は過去1週間をさかのぼり徹底的に接触者を洗い出し、PCR感染検査を行い、感染が確認された人を隔離していくしかない。
家族は当然として、接触親族、学校の同教室生徒、友人、塾などの広義の接触者に対してもPCR検査が必要となる。

PCR感染検査をろくにせず、新たな感染者数が少ないと大喜びしている多くの自治体長は、ステルス感染者を水面下で大量再生産させ続けていることになる。
しかも、高齢者にとって、重症に至る確率、致死率とも50代以下とは雲泥の差で大きく、感染力の強い危険な新コロナ感染症である。
自治体長が高齢者を減らしたいならば、4月20日の厚労省の通達どおり、病院内や老健施設での集団感染が疑われる場合でも、「いわゆる後ろ向き検査」(厚労省通達用語)はせず、重症の患者しかPCR検査をしないことだ。また、市民から電話相談を受けても、PCR検査をこれまでどおり、感染検査を押さえ込むことで感染者の発生や増加数を減らすことができる。

ただ、緊急事態宣言が解除された現在、個々人が、種々の衛生自己管理の徹底と一定間隔を取らない限り、14日間サイクルのステルス感染者を自然消滅させるには、大都会ほど到底無理なことだろう。ステルス感染者の裾野が拡がれば拡がるほど、死亡リスクの高い病院や老健施設への集団感染リスクも高くなる。

<北九州と北海道の共通点>
北九州市では4月23日までに75人が感染し、4月24日~28日まで0、29日1人、4月30日~5月22日まで感染者は0だった。
ただし、4月24日まで、極・人の厚労省の通達どおり、北海道同様、感染者が発生しても有症者しかPCR検査を実施せず、他の濃厚接触者は観察措置で済ましていた。濃厚でない接触者などはまったく蚊帳の外だったようだ。北海道との共通点はそこにある。
他の自治体も似たようなものだろうが、厚労省に逆らい、和歌山県や鳥取県など接触者の検査を優先させた自治体は、第2波の到来リスクを他の自治体より減らしたものと見られる。

↓北九州市における5月23日から6月1日までのクラスター
政令都市の北九州市は過去5市が合併して誕生した市で、東の門司から、西の八幡まで高速道でも31キロ離れているが、中央の小倉も含め当時多発的に集団感染が発生している。

 


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準国立・九州労災病院・門司メディカルセンター

11

小倉北区・北九州総合病院

26

八幡西区・老人ホーム「わかば」

12

小倉南区・守恒小学校

5

八幡西区・産業医科大病院

10

 

[ 2020年6月 2日 ]

 

 

 


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