アイコン 日本も注意 韓国のセミナー型販売での集団感染


韓国ではソウル首都圏に続き、大田でも新コロナ感染症(COVID-19)集団感染が相次いで発生している。
ソウル冠岳区のセミナー型健康食品訪問販売会社「リッチウェイ」に似た形式のマルチ商法販売業者が大田でも感染の接点となった。
17日にはソウル道峰区のソンシムデイケアセンター関連の新規感染者が12人追加されるなど、高齢者が主に利用する施設の集団発症も増加の傾向にある。
5月末以降、療養院、デイケアセンターなど6ヶ所で計61人の患者が発生した。

60歳以上の高齢者が多くなり、重篤または重症の患者も8人(6月3日現在)からこの日は25人へと、2週間で3倍以上増えた。
至るところで小規模な集団感染が続き、18日00時現在の新規感染者数は43人となり、3日間続いた30人台から再び40人台へと上がった。

中央防疫対策本部、「重症患者25人のうち23人は、最近集団流行があった首都圏の新規開設教会とリッチウェイ関連の感染者」だとし、「デイケアセンターのような高齢者生活施設の車椅子などから、環境検体が陽性反応を示すなど、共用物品の管理が不十分だったことがわかった」と明らかにした。

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高齢者関連施設の集団発症は、教会の小規模な集まりや家族を通じて2次感染した患者が施設に新コロナを伝播させるケースが多かった。
この日、ソウル市道峰区にあるソンシムデイケアセンターでは、自宅隔離中だった12人が新たに感染確認され、患者数は34人に増えた。
このうちセンター利用者24人はいずれも60歳以上の高齢者だが、まだ重症患者はいない。

首都圏を越えて他の地域に集団感染が広がる兆しも見られた。
この日正午現在、大田では訪問販売業者関連11人、葛馬洞の「夢見る教会」関連4人など、集団感染者15人が発生。このうち2人はソウル在住者。
大田の訪問販売業者とソウル冠岳区のリッチウェイとの関連性はまだ確認されていない。
大田市はマルチ商法訪問販売業者に対する全数調査に乗り出す一方、関連業者に対して2週間の集合禁止行政命令を下した。
大田市は「遺伝子増幅検査(PCR)の値が低いほど伝播力が強いが、地域の感染者の検査数値が低く出た。強い伝播力のため、地域内の拡散スピードが非常に速いと推定される」と明らかにした。

全羅北道では高校3年の生徒が陽性判定を受けた。全羅北道地域の感染確定者の発生は29日ぶり。
 首都圏では、ソウルの地下鉄2号線の市庁駅に勤務する安全管理要員3人が陽性判定を受けた。ソウル交通公社は「市庁駅の工事関連の立入規制業務を担当していた職員で、マスクを着用して勤務していた」と明らかにした。

ソウル恩平区の一家4人が新たに感染したのに続き、このうち1人が勤務している京畿道富川市の保育園でも、感染者3人がさらに確認された。

この日、チョン防対本本部長は「COVID-19」は夏を迎えても全く弱まっておらず、むしろ世界各国で封鎖が弱まった隙に再流行している」とし、国民に油断しないよう呼びかけた。
中央事故収拾本部はこの日、首都圏に感染者が急増した時に備えて、病床、医療人材、患者移送、生活治療センターの設立計画などを点検した。
以上、

日本では金融詐欺の手段として用いられるセミナー型の投資詐欺、セミナー型・集会型は健康食品の販売や家庭用高額医療器具販売でも行われており、狭い空間で会社の社員が集団催眠のように参加者を煽ることから、もしも感染者がいた場合、集団感染を引き起こす可能性がある。
それも対象に高齢者が多く、重症化リスクも高い。
ただ、日本人の高齢者は新コロナ感染が広がると水が引くように町の医院や病院から消えた。韓国の人たちには信仰もあり、日本とは異なるようだ。

韓国ではクリスチャンが人口の1/3を占め、多く教会や集会所がいたるところに存在し、セミナー型集会の場と同じような環境下にある。特に小さな教会では賛美歌飛沫、知り合いも多く会話飛沫により、集団感染を引き起こし安い場となっている。

[ 2020年6月19日 ]

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