アイコン 新コロナ治療薬 日韓の現況 薬物再創出薬、血漿治療剤、抗体治療剤

 

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新型コロナウイルス感染症のワクチンは早くても、来年になって商用化されると予想されるのと違って、治療剤は早ければ年内開発も可能とみられる。
感染症治療薬は、大きく次の4つに分類される。

1、抗体治療剤
 遺伝子操作で直接抗体を作る方法

2、薬物再創出治療剤
 既存に開発された薬物の中で治療に効果のある薬物を利用して作る治療薬

3、血漿治療剤
完治患者の血漿中の抗体を集めて作る

4、新薬
 新薬開発は時間がかかる

韓国内では
セルトリオン、富光薬品、GC緑十字などがすでに治療薬の臨床試験に入っている。
1、セルトリオンは、抗体治療剤を開発している。セルトリオンはまだ臨床第1相段階の抗体治療剤を9月から本格生産すると明らかにした。臨床第2相を終え次第、食薬処から緊急使用承認を受ける予定だが、この場合、年末からは治療薬を使用できるとみられる。

2、富光薬品は、薬物再創出方式治療剤の臨床第2相を高麗大学九老病院や高麗大学安山病院など、全国8つの病院で行っている。

3、GC緑十字は、新型コロナの血漿治療薬の臨床第1相を終え、今月末まで食品医薬品安全処(食薬処)に臨床第2相の許可申請書を出す予定。中央防疫対策本部の權埈郁副本部長は21日、「血漿治療薬の場合、18日から臨床試験用製剤生産が始まっており、8月中に生産が終了して臨床試験が開始される予定だ」と明らかにしている。

韓国の国家臨床試験支援財団によると、7月10日基準で、国内で新型コロナ治療剤の開発のために承認された臨床試験は計11件となっているという。
以上、韓国紙参考

日本では、
1、抗体治療剤
首相自らが新コロナ万能薬としてアビガンに注目、日本では製造されなくなった原薬生産工場に補助金を支出し国家備蓄を行うと公表し大騒ぎしたアビガン、ただし、臨床試験を行っている藤田医科大はアビガンに顕著な薬効は認められないとの中間報告を行っている。

アビガンの開発企業の富士フイルムは、日本の臨床結果に納得できず、クウェートで新たに臨床を行うと発表している。

米ギリアド社の抗体治療剤レムデシビル、厚労省は米承認を援用し、申請から3日間で特例承認した。しかし、日本ではその後、使用実態と薬効の報告はほとんどなされず、一部の医師は、一部に効能があったと報告している程度。

2、薬物再創出治療剤
抗炎症薬「デキサメタゾン」(後発薬/日医工)も特例承認された。
英オックスフォード大学が6月、「デキサメタゾン」の投与により人工呼吸器が必要な患者の死亡率が約40%から約29%に低下した。酸素吸入が必要な患者の死亡率も下がった。酸素の投与が不要な軽症患者への効果は認められなかったと臨床報告している。

北里大学の大村智教授が開発した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する抗寄生虫薬「 ストロメクトール」(イベルメクチン)の医師主導治験が開始されている。海外で効能があったとする情報に基づくもの。

3、血漿治療剤は、
武田薬品がCOVID-19の治療薬として、新規の血漿分画製剤(開発番号:TAK-888)の開発を開始している。同血漿分画製剤は、新型コロナ感染後に回復した患者やワクチン開発後にワクチン接種を受けた患者をドナーとし、それらのドナーから原料となる血漿を収集。血漿に含まれ、新型コロナを特異的に認識する多様な抗体(免疫グロブリン:IgG)を濃縮し、ポリクローナルな高免疫グロブリン(H-IG)を成分とする治療薬。
以上、

治療薬にしてもワクチンにしても決定的な薬剤は世界でまだ開発されていない。
開発されたらノーベル賞もの。
ワクチンだけでも百数十種の抗体研究がなされており、すでに欧米中日で臨床試験に入っている。1社だけで数種のワクチン開発を行っているところもあり、1種だけでよいのか、2種混合では・・・副作用は・・・、まだまだ未知なワクチンである。
海外の新コロナ治療薬やワクチン開発会社は、株価を上げるために経営陣が過大な効能の成果を発表する習性があり、研究成果を報告する医学専門誌などで詳細を確認する必要がある。
追、新コロナに恐怖して高齢者が病院に行かなくなり、病院経営が深刻な状態に陥っている。高齢者は病院に行かないことから寿命を縮めている可能性もあるが、外出を控えることで痴呆の悪化が懸念され、新コロナ収束・終息後、高齢者の新たな問題が浮上する可能性がある。


 

[ 2020年7月22日 ]

 

 

 

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