アイコン 中国の洪水被災者6300万人、台風8号き韓国・朝鮮半島を直撃か


中国習近平政権の地球温暖化推進政策(二酸化炭素+硫黄酸化物+フロンガスの大量生産・大量放出)により、その経済的利益は、ブーメラン現象として今年6月からの梅雨が今も続き、各地に大洪水を引き起こし続けている。

北極振動などから北極から南へ向け流れる気流が、ヒマラヤ山脈に当たり、偏西風に乗り、東へ流れ込む。一方、その気流とインド洋や太平洋の海水温とも関係し、6月には低気圧が中国南部の内陸部に居座り続け、地球温暖化で暖かい南シナ海からの湿った大気がその低気圧に向け流れ込み、中国中南部に豪雨をもたらし続けている。

その一帯に長江の支流があり、長江に流れ込み三峡ダムは満水状態、これまでも貯水量調整で何度となく放水してきた。しかし、ダム下流一帯の中国中部でも雨は降り、河川の流量は多く、洪水の調整役として機能する多くの大湖は満水状態が続き、再び、多くの雨が降れば、長江一帯は、すぐ各地で洪水が発生する状態となっている。

ダム下流域の長江でも、ほかの支流からの流入もあり、湖北省武漢・安微省などでの洪水の発生が続いている。

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長江ダム上流では毎秒7万5千トンの流入があり、満水状態の三峡ダムも20日からほぼ同じ量を放水している。ダム建設来、これまでの最高の放水量となっている。台風7号が広東省から内陸部を通過していたことにより、ダム下流域の武漢など一部で再び洪水が発生していた。

ただ、ここにきて(8月23日)、ほとんどの中国域を高気圧が覆い、雨雲はなくなっており、今回のダム放水に河川は堪えられるものと見られる。

中国応急管理省の幹部は8月13日、洪水災害で延べ6346万人が被災し、直接的な経済損失は約1790億元(約2兆7300億円)に上ると明らかにしている。死者・行方不明は219人だという。7月の発表より2000万人あまり被災者が増加している。

<台風8号> 沖縄から朝鮮半島へ
今後、西太平洋・南シナ海の海水温の上昇により台風が中国へ上陸する回数が増えることが予想され、三峡ダムの貯水量や一帯各地にある大湖の水量を落としておかなければ、再び耐えられなくなる可能性が高い。

台風8号、沖縄県南部先島諸島には台風8号が通過中、今後、東シナ海 ⇒黄海⇒ 26日昼には済州島に近づき ⇒27日未明にも朝鮮半島西岸を北上 ⇒27日早朝にはソウルあたりに達すると見られている(但し、23日04時現在の予想であり今後変わる)

台風は、太平洋や東シナ海の湿った大気を時計と反対周りに引き込ませ続けることから、台風進路の東側で多くの降雨をもたらす。

ここ30年、地球温暖化とともに台風が、東シナ海から朝鮮半島への進路が大幅に増加している(毎年の台風の進路データで証明されている)。

韓国は日本より豪雨に慣れておらず豪雨に脆弱、日本はそれでも多くの被害を出しており、韓国の今後の豪雨対策は大きな課題となる。

陰湿で執拗な左派の文政権が、過去の保守政権の行政・司法のすべてを積弊精算にかけ、李政権時代の4大河川工事も猛批判してきた。

先般の洪水被害、支流域で洪水が発生した問題では、その原因は4大河川工事にあると結論付けてから御用学者に検証に当たらせている。何もわかっていない。
坊主に憎くけりゃ袈裟まで憎いと関係者を監獄に送り続けてきた文政権である。特に李政権の関係者は取り調べに精神的に耐えられず、身の潔白を証明として3人も自殺に追い込んでも一切その鉾先を緩めることはなかった。

韓国の官僚たちは、政権が変われば獄に入れられたり、済州島へ左遷させられたりする可能性が異常に高く、行政の実務を取り仕切る優秀な官僚たちが育つ要素は0。

豪雨対策でも、今後、支流の改良工事でいくらでも支流域の洪水は防げるはずだ(猛批判することで、支流河川の工事を4大河川の継続事業として行わず、今回の結果を招いている。本流河川が天井河川の場合でも、本流の川底の浚渫やポンプ対応でも支流は調整できる)。
インフラ投資とは本来そうしたものであり、限られた予算内で、採算性度外視の空港を僻地の島に造ることではない。

台風8号は現在沖縄県にあり、勢力は弱いものの大型、沖縄や九州西海岸および西日本での雨には注意が必要だ。

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[ 2020年8月23日 ]

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