アイコン 11月の失業率2.9%でやや改善、求人倍率もやや改善、先行きは感染拡大で不透明


総務省が発表した11月の労働力調査によると、同月の完全失業率(季節調整値)は、前月比0.2ポイント低下の2.9%と改善した。2%台は4ヶ月ぶり。
夏場以降の経済活動再開を受けて求人が持ち直し、再就職が進んだが、最近の新コロナ感染急拡大で先行きは不透明。
厚労省が同日発表した11月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.02ポイント上昇の1.06倍で、2ヶ月連続で改善した。新コロナで春に落ち込んだ企業の求人数が回復基調にある。

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ただ、11以降、感染者数が急増しており、先行き不透明。まだ雇用維持の助成金で雇用が維持されており、回復が急がれるが新コロナ対策は年末年始の減少に期待するしかなく、ワクチン投与がある程度行き渡るのは5月、飲食等サービス産業の雇用は4月までは厳しい状態が続くものと見られる。

製造業等では欧米を先頭にワクチン接種が進み、来年8月ころには欧米では収束が予想されており、国内でも先行の雇用が生じるものと見られる。

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[ 2020年12月25日 ]

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