アイコン 東京オリンピック 自壊空中分解の様相


東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて今月開催される予定だったIOC(国際オリンピック委員会)と日本側との4者会談について、主催者である東京都の小池知事は、組織委員会の森会長の発言を念頭に「今ここでやってもポジティブな発信にならない」として、欠席する意向を示した。

もしかしたら、小池さんは、以前対立したこともあり、今回の発言は自らを念頭にした発言と受け取ったのかもしれない。

何が何でもやる東京五輪、女性の話は長いと女性蔑視とも取れる発言、自らは40分も講演会でもない会議での発言の一駒だった。

世界中からパッシングが止まない。JOCの問題ではなく今やIOCの問題となっている。

眼下、新コロナ世界大戦の真っ只中、開催することが目的ではないことがすべての前提となる。

東京五輪は準備段階から問題を抱えケチが付いた大会。

東京招致のため事務所もろくにないシンガポールのスポーツコンサルに巨額送金した問題は、招致委員会の理事長でお公家さんの竹田恒和日本オリンピック委員会会長の(実質)辞任に至ったが、今だフランス警察の捜査は継続されている。(笑い話、資金は元世界陸連会長の息子に渡ったとされ、その息子がパリで高級時計を大量に買い込み、その情報に基づきパリ警察が動き一連の事件に発展したもの。実際は電通関係者がすべて裏稼業を取り仕切っていたものだが、招致委員会の総責任者であること、送金の印鑑を押した責任は免れなかった。足が付く送金とは・・・)

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今度は、東京オリンピックを取り仕切る組織委員会の会長の失言、日本人には、国会では、単なる失言、いつもの御免なさいで片付けられようが、ことオリンピック、オリンピック精神に抵触し、欧米人には通用しない。吹き荒れた#MeToo運動もまだ生きている。米トランプ前大統領のような熱狂的なファンもいないが・・・。

新コロナより「口が災いの元」になった。

冥土の土産の会長職、これまで長期にわたる取りまとめ役、新コロナによる延期、苦労も多かった。何だかかわいそうな気もするが、身から出てしまった錆び、こびりついており、剥がしても剥がしてもその傷跡が残っている。この7年間で顔相も変わられてしまった。

今回の発言問題より、日本人そのものが意識を変えなければ・・・、明治時代ではないのだから・・・。

 

[ 2021年2月10日 ]

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