アイコン 天候不順で上昇続く穀物相場 地球温暖化 供給不足需要増加

新コロナ惨禍、日本では、飲食店の営業時間規制強化などにより高級畜産物や高級魚介類の需要低迷による価格下落が続いているが、穀物は世界の需給により形成されている。
地球温暖化は、急激に天候不順を増加させ、穀物の生産量が減少し、穀物相場が急上昇している。日本でも50年に一度、100年に一度の異常気象による集中豪雨、大雪などこれまでとは異なり、急激に気象変動していることが肌で感じられるようになってきている。

穀物相場は、新コロナがワクチンで収束し、世界中の外食産業の需要が回復すれば、さらに価格は上昇する可能性がある。

日本の穀物や食品業界は、これまで消費税の増税に伴い便乗値上げしてきており、食品業界は特に消費者騙しに価格を据え置き、量を減少させてきた経緯がある。それも限界と見るや販売価格の見直しも行ってきた。
3大穀物の相場は何れも急激に上昇しており、再び穀物商社や食品業界は値上げに動く可能性が高くなってきている。景気が悪く値上げできる環境にはないが・・・・。

 

世界の穀物市場の価格上昇は尋常でない。
国連食糧農業機関(FAO)が2月7日に発表した世界食糧価格指数(2014~16年平均値=100)は1月113.3で前月の12月より4.3ポイントも上昇した。8ヶ月連続で上昇し、2014年7月の116.4以降で最高値を記録している。
品目別でも穀物が124.2で7.2%上昇したほか、油脂類・肉類・乳製品・砂糖の残り4品目群もすべて価格が上昇している。
米トランプが仕掛けた中国との貿易戦争では、米制裁により中国が米国から大豆を買わず、ブラジル・アルゼンチンから購入、シカゴ価格は低迷、ブラジル・アルゼンチンの穀物相場は急上昇するなど、地球温暖化による生産量の減少などの影響が見えづらくなっていた。
しかし、穀物の世界の生産量を見れば気象変動の影響を受けており、また、世界では人口や若者人口も増加し続けており、需要は増加するばかりになっている。

 

上昇続く穀物相場

 

とうもろこし

小麦

大豆

 

1トン/

ドル /bu

ドル /CFD

 

日本

CME

CME

2016年夏場

19,000

400

900

2019年平均

24,000

520

900

20203

22,000

485

850

20212

28,000

650

1,300

 

[ 2021年2月15日 ]

 

 

 


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