アイコン ビットコイン 一時31,030ドルの近時最安値も戻す 米政府のウォレット特定影響

 

仮想通貨のビットコインは8日の取引で、2週間ぶりの安値に下落した。米政府が米パイプライン運営のコロニアル・パイプラインがハッカーらに身代金として支払ったビットコインの大半を当局が取り戻したことで、皮肉にも政府のコントロールを受けないという安心感が揺らいだことが発火点となっている。

先立って米国のモナコ司法副長官は8日、5月に米パイプライン運営大手コロニアル・パイプラインがハッカーに攻撃された事件で、仮想通貨にして440万ドル(約4億8000万円)相当の「身代金」のうち大半を取り戻したと明らかにした。同事件では、米東海岸一帯で石油製品の供給が一時的に滞った。

米連邦捜査局(FBI)のアベイト副長官は、法務執行当局は身代金支払いに使われた「バーチャルウォレット」を特定し、資金を奪還したと説明した。
コロニアルを攻撃したハッカー集団、ダークサイドには90社以上が被害に遭っていると述べた。

ダークサイドは、ロシアとつながっているという。モナコ司法副長官は「ダークサイドとわれわれの立場はきょう、逆転した」と表明。重要インフラや知的財産の保護にもっと投資するよう企業に呼び掛けた。
米捜査当局にはハッキングにた捜査に元ハッカーなど多数が在籍し、そうした捜査に当たっている。

こうしたことを受け、ビットコインは日本時間の9日00時20分ころに一時的に3万1,030ドルに下げたが、その後、戻し、9日06時15分現在前日比でほぼ戻し33,553.92ドル前後となっている。

今回、瞬間的に最近の安値を更新したことから、今や下値の岩盤が3万ドルなのか2万9000ドルなのか、いろいろな意見も出されている。

ベゾス氏に宇宙で先を越されるマスク氏のビットコインマークの横にハートブレイク絵文字から、再上昇の芽が摘まれたビットコイン、上昇材料も発せられているが、前大統領のトランプ氏の大統領時代のようにマスク氏も5,685万人のフォロアー数を誇る世界最大級のツイッター、それに仮想通貨に対して最大の刺激者となる米政府の動きは、すべてを掻き消してしまう。
架空なるがゆえに立つ位置を決められずにいる現在の仮想通貨だろうか。
エクアドルが表明したように通貨として利用するならば、ベネズエラの通貨ではあるまいし、為替と同じくある程度安定性が求められようが、現在は単なる行き場のない世界の金余りの投機対象になっているに過ぎない。
上昇局面では投資ファンドも大枚を注ぎ込んでいたことからすでに損切りしたのか、今年だけで400万人が仮想通貨市場に流れ込んだ韓国の個人投資家同様、被害は計り知れないものになっているようだ。
下値模索が続く。

 

[ 2021年6月 9日 ]

 

 

 


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