アイコン 1月の国際収支▲2.3%減の6468億円


財務省が8日発表した1月の国際収支(速報値)によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す国際収支=経常収支の黒字額は、前年同月比▲2.3%減の6468億円だった。

黒字は79ヶ月連続。新型コロナウイルスの世界的流行による訪日外国人客数の低迷が響き、旅行収支の黒字幅が縮小した。

経常収支のうち、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は1301億円の赤字。
輸出は2.7%増の5兆6916億円、
輸入は▲10.9%減の5兆8217億円だった。
旅行や貨物輸送を含むサービス収支は▲4809億円の赤字だった。
以上、財務省

原油価格が67ドル台(WTI)高騰しており、新コロナによる昨年3月の大暴落から、今後、貿易収支は大幅な赤字になると見られる。

イエメンのフーシ派がサウジの石油施設をロケット・ドローン攻撃、直接の被害なし。ただし原油価格は金曜日4ドル以上上昇、本日も1ドル以上上昇し67ドル47セント前後で推移している(日本時間8日12時55分)。

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サウジ連合軍がイエメン空襲を続けており、イエメンフーシ派がも少し性能の良いロケットを入手したら、石油価格は暴騰することになる。イエメンの内戦にサウジ連合軍に米軍が支援して空襲を続け、地上軍も投入して介入しているもの。

バイデンは環境派、トランプのようにサウジに対し、増産し値を下げろとは言わないだろう。既に記者殺し命令はムハンマド皇太子と野報告書を発表しており、喧嘩状態に至る。価格が高くなり、米シェールオイル軍団が動き出そうとしたときに大寒波襲来、3月中順には石油掘削リグの再稼動を本格化させるだろう。

石油掘削リグ稼動数は、最近のピーク2018年11月888本、2019年12月677本、2020年8月172本、2021年2月310本(ペーカーヒューズ版/シェールオイル含む)。

 


スクロール→

1月の国際収支=経常収支(速報値)/2021年

 

金額

前年同月比

 

億円

億円

備考

貿易・サービス収支

-6,111

5,216

(赤字幅縮小)

 貿易収支

-1,301

8,603

(赤字幅縮小)

  輸出

56,916

1,488

(2.7%増加)

  輸入

58,217

-7,115

(10.9%減少)

 サービス収支

-4,809

-3,387

(赤字幅拡大)

第一次所得収支

14,666

-4,163

(黒字幅縮小)

第二次所得収支

-2,088

-1,203

(赤字幅拡大)

経常収支

6,468

-150

(黒字幅縮小)

 

[ 2021年3月 8日 ]

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