アイコン 高島屋子会社の東神開発 ベトナムで複合施設を合弁開発


高島屋の子会社である東神開発(本社:東京)は、ベトナム・ハノイ市の新規不動産開発事業「ランカスター・ルミネール プロジェクト」への参画を決定した。

【ランカスター・ルミネール プロジェクトとは】
ランカスターは、ベトナムのハイエンド住宅の開発事業に実績のある「Trung Thuy Group Corporation」(TTG社)により、現地で複数展開されているラグジュアリーな住宅物件で、ベトナムでは広く認知されているブランド。
今回のプロジェクトは、住宅・オフィス・商業から成る複合開発で、東に都心部「バディン区」、西に新都心「カウザイ区」との結節点となるエリアに位置し、交通アクセスも良いことから、今後外資系企業の進出などビジネス・商業エリアとしての発展が期待されている地域にある。
住宅分譲はTTG社が主導し、オフィス・商業施設に関しては東進開発が主導する。

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【プロジェクト概要】
事業名ランカスター・ルミネールプロジェクト/Lancaster Luminaire Project
所在地1152–1154Lang Street, Lang Thuong Ward, Dong Da District, Hanoi
用途計画
分譲住宅・オフィス・商業の複合ビル
延床面積77,828㎡(住宅:26,020㎡252戸、オフィス:26,839㎡、商業:6,630㎡)
スケジュール、
フェーズ1:住宅分譲2021年春~
フェーズ2:賃貸事業(オフィス・商業開発)
2022年(予定)総事業費約100億円
プロジェクト全体の土地代・建設費他

【パートナー企業概要】
会社名Trung Thuy Group Corporation
設立1985年
資本金約37億円(2020年時点)
代表者Mr.NguyenVanTrung、Ms.DuongThanhThuy
事業内容:
不動産開発、オフィス賃貸、観光、サービス主要ブランド・
Lancaster(ハイエンド住宅):ホーチミン市1区、2区、ハノイ市Dong Da区・
Mekong Reststop(高速道路サービスエリア):Tien Giang、Long Thanh・Sen Spa(高級エステ):ホーチミン市1区、Tan Son Nhat国際空港内・Dreamplex(シェアオフィス):ホーチミン市とハノイ市で複数展開
以上、

ベトナムは日本企業が多くを開発し日本勢のほか韓国勢が押し寄せ、韓国勢の電気製品の製造国となっている。さらに韓国文政権による最低賃金の大幅増や労働時間の大幅短縮政策により、中小企業まで大挙して進出している。

これまで商業施設はロッテが多く進出させていたが、事業承継問題やTHAAD問題による中国での撤退、大損失などあり、ベトナムでの開発スピードは大幅に鈍化している。
韓国大手は文政権から雇用増を約束させられており、新たにベトナムに大工場を進出させることは困難になっている。それでもベトナムのニーズは米中貿易戦争により、中国勢や中国進出外資の製造工場も米中戦争回避のため新たに進出している。
もともと犬猿の仲の中国、新コロナではいち早く国境を空も陸も封鎖し、これまでの累計感染者数が2,524人、それも入国者・帰国者が過半を占め、台湾とともに防疫に大成功している。2020年のGDPも2.9%を達成している。

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[ 2021年3月 9日 ]

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