アイコン 中国にへっぴり腰のドウテルテ比大統領 やっと中国漁船団に言及


ドウテルテ比大統領は、フィリピンは貧しい国、ワクチンでも中国にお世話にならなくてはならないと中国批判より、苦肉にも中国に対して友好的な立場を見せ続けてきた。

一方、中国は南シナ海で、当初、隣接国と共同開発を謳っていたが、今や南シナ海は中国の領土・領海だと主張して我が物顔、現在も比のEEZ(200海里)内外に260隻あまりの中国民兵漁船を1ヶ月以上停泊させ、占領する雰囲気になっている。
フィリピンの国防長官はこうした事態に何回も中国を批判してきたが、ドウテルテ大統領が口を開くのは初めて。「南シナ海に軍艦を派遣する用意はできている」などと中国を強く牽制した。

フィリピンに近い、南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島に現れた3千メートル級滑走路・ミサイル配備の要塞、それにレーダー基地の数々。

この海域や付近に中国は数百隻の漁船団を集結させているが、アメリカ国務省は、これについて「中国海上民兵船団」として警戒している。
こうしたなか、中国船の存在についてまったく言及してこなかったフィリピンのドゥテルテ大統領だった。

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ドウテルテ大統領は19日、「(中国が)石油など南シナ海の海底資源に手を出したなら、私は領有権を主張するため、すぐに灰色の船(軍艦)を派遣するだろう」と、初めて強い口調で中国を牽制した。
中国と微妙な距離感を保ってきたドゥテルテ大統領が、国内での「弱腰」との批判を意識したとみられる。

(注意しなければならない点は、ドウテルテは「海洋資源に手を出したら」としており、人工島建設には言及していない。ドウテルテは就任早々から中国様扱いをしており、韓国の文大統領並みに中国に対して自国を卑下する発言を繰り返しており、ウイットサン環礁に中国が新たに人工島を建設しても、「(フィリピンが)弱いから仕方ない」と容認する可能性が高い。また、暗黙の了解に対して中国から見返りを受けることだけを考えているドウテルテでもある。)

↓黄色が中国、千隻の大漁船団を南沙諸島に投入して、2014年から埋立て開始、これまでに7つの島嶼や環礁を埋め立て、うち3つの人工島に滑走路を持つ軍事要塞基地に、残り4つの人工島にレーダーサイトの構築物の要塞を築きあげている。

フィリピンの漁船が漁をするウィットサン環礁、中国の手はまだ入っていなかったが、3月7日、民兵漁船団220隻あまり1ヶ月以上停泊したままとなっている。
すでに埋め立て、構築物を建造したとの不正確なニュースも報道されている。
中国は、周辺海域も含め250~260隻あまりの民兵漁船団を投入している。中国政府が漁船団に対して銭を出さない限り、1ヶ月以上停泊したままにすることなどできない話だ。駐フィリピン大使は、フィリピン国防長官の発言に、天候不順で停泊しているだけだと述べたが、天気はまったく良好だ。
習近平政権は、2014年からの南沙諸島埋立てでも、当時、民間利用が目的だとオバマ米大統領に説明していた。

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[ 2021年4月21日 ]

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