アイコン 2月の電子部品の世界販売9%増(出荷ベース)


電子情報技術産業協会(JEITA)が28日発表した2021年2月の日本メーカーの電子部品の世界出荷額は前年同月比9%増加した。
前年実績を超えるのは6ヶ月連続、4~2月まで前期間比でも99%までに至った。
スマートフォンをはじめとする電子機器や自動車など幅広い産業で受注が増えた。
新型コロナウイルスの感染拡大による低迷期を脱し、回復基調が鮮明となっている。
なかでも中国へは、12月は前年同月比16%増、1月は36%増、2月は15%増と全体を押し上げている。
4~2月までの11ヶ月間では、中国だけが12%増の1兆3638億円となっており、国内向け、米州、欧州、アジアほかは前年同期間比ではマイナスとなっている。グローバルでは▲1%減の3兆3849億円となった。

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2月は、
グローバル出荷額は3,013億円、前年比9.6パーセント増となり、前年比プラスとなった。
品目別出荷は、
受動部品(前年比16.6%増の1,385億円)、
接続部品(同8.9%増の745億円)、
変換部品(同12.8%増の457億円)、
その他の電子部品(同▲9.7減の425425億円)となった。

地域別出荷は
日本は(前年比8.9%増の681億円)、
米州は(同1.2%増の294億円)、
欧州は(同3.3%増の319億円)、
中国は(同15.9%増の1,084億円)、
アジア・その他は(同8.0%増の638億円)となった。

2月で好調だったのは、アクチュエータ23%増、17%増のコンデンサ、15%増のインダクタ、電源部品の16%増となっている。

[ 2021年4月29日 ]

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