アイコン 京浜電鉄 三浦半島「みうらの創生」大規模リゾート計画


京浜電鉄)は,2021年度からスタートする中期経営計画において「都市近郊リゾートみうらの創生」を掲げ,三浦半島でのエリアマネジメント活動を強化する。

三浦半島は、都心から僅か1時間圏内の豊かな自然環境や食の魅力でありながら,日帰りが多く長時間滞在が少ないことが地域の課題でした。
これらの課題に対し,京急グループは,外部事業者と共同で滞在拠点の再整備に取り組む。

2020年5月に閉館した「城ヶ島京急ホテル」については,ヒューリック(株)と共同で高級温泉旅館「(仮称)ふふ城ヶ島」として開業する。

「京急油壺マリンパーク」は、建物や設備の老朽化に対する措置として,今後の一体開発を進めるため,今年9月30日に閉館する。

さらに,自治体・企業・地元等を繋げる「コミュニケーションハブ」としての役割を担い,自治体や地域事業者などと共同でエリアマネジメント組織を組成するほか、滞在拠点やエリアマネジメント組織を支えるシステムとしての観光型MaaS基盤整備にも取り組む。

スポンサーリンク

<京急グループが取り組むエリアマネジメントの概要>
1、外部ブランドとの共同事業による滞在拠点の整備
(1)【城ヶ島エリア】
2024年度,ヒューリック(株)と共同で高級温泉旅館「ふふ城ヶ島」(仮称)の開業を目指す

(2)【油壺エリア】
大手デベロッパーと共同で滞在拠点の一体開発に向けて検討

(3)【長井エリア】
2023年4月,(株)日比谷花壇などと9社共同で「長井海の手公園ソレイユの丘」リニューアル

(4)【三浦海岸エリア】
外部事業者と共同で,多世代共生のまちづくりによる沿線活性化に向けて検討

2、三浦半島全域をフォローするエリアマネジメント組織の活動強化
沿線自治体や地域事業者と運営するエリアマネジメント組織「三浦 CocoonFamily」(81団体加盟)の活動を発展させ,半島地域が一体となって観光活性化,交流人口,定住人口の拡大,新規事業者の誘致など社会課題の解決に取り組む。

3、エリアマネジメントを支えるMaaSプラットフォーム拡充する
観光型MaaS「三浦 Cocoon」および事業者プラットフォーム「三浦 Cocoon for bussiness」提供を通じ,「三浦 CocoonFamily」とともに,「MaaS版沿線まちづくり」を進める。

京急グループは、今後も「都市近郊リゾートみうらの創生」実現に向け,三浦半島各エリアを総合的に捉え,地元やさまざまな事業者と連携を図り,エリアの活性化を行なうとしている。

0513_01.jpg

[ 2021年5月13日 ]

スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧