アイコン 三菱地所ら「海の中道海浜公園」に宿泊型レクレーション施設開発へ


三菱地所、積水ハウス、一般財団法人公園財団、(株)オープン・エーは、国交省九州地方整備局がPark-PFIを活用して公募した「海の中道海浜公園官民連携推進事業」を担う民間事業者に選定されたが、17日、公園管理者である九州地方整備局より、事業計画にあたる公募設置等計画の認定を受けたと発表した。

今後、本計画に基づき、「パーク・ツーリズム」をコンセプトに、公園内に宿泊やアクティビティの機能を備えた「滞在型レクリエーション拠点」等の整備を進める。

2021年7月に着工、2022年3月のグランドオープン予定。
なお、Park-PFI事業による国営公園の開業は、本件が日本初となる。
海の中道海浜公園は、福岡県東区に位置しており、東西に約6km、面積約300haと広大な面積を有する自然豊かな国営公園。

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本事業において「パーク・ツーリズム」を実現するため、「憩う」「学ぶ」「遊ぶ」を体験できる宿泊施設やレストラン、アスレチックなどを整備し、「滞在型レクリエーション拠点」を創出する。
この拠点を中心に、周辺地域と連携したアクティビティ等を企画することで、訪れる人々の交流を促し、公園全体及び周辺地域の活性化を図る。

三菱地所は、本事業が初のPark-PFI事業となるが、複合開発及びエリアマネジメントのノウハウを活かし、公園を拠点とした賑わいのあるまちづくりを推進し、地域活性化に寄与していく。

積水ハウスは、長年の"住"を基軸とした事業展開により得られた技術力や住生活研究のノウハウを活かし、高い品質を備えた木造住宅シャーウッド構法を用いた宿泊施設「ヴィラ」の設計施工を担当する。

オープン・エーは、球体テントなどの宿泊施設のほかにレストランや浴場施設の企画・設計・運営業務を担当し、宿泊者以外にも幅広い利用者層が楽しめるような多様な施設を提案する。

公園財団は、公園施設の運営管理にかかるノウハウを活し、国営海の中道海浜公園事務所等と連携して施設全体を日常的に管理するとともに、博多湾や玄界灘を背景とする良好な立地を生かした多様なアクティビティやワークショップ、アウトドアイベントを地域と連携して取り組む。

これら事業を4者の強みを生かし融合させて取り組むことにより、誰もが安全・安心・快適な滞在を楽しめる「パーク・ツーリズム」を実現する。

[ 2021年5月18日 ]

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