アイコン 4月の鉱工業生産指数は前月比で2.5%上昇


経産省が発表した4月の鉱工業生産指数は前月比で2.5%上昇し、2015年を100とした季節調整済み指数は99.6となり、新コロナ流行直前の2020年1月の99.1を上回った。

世界的な半導体不足の影響などから、自動車工業などでは低下したものの、設備需要の高まりから生産用機械工業では上昇し、全体として2ヶ月連続での上昇となった。また、基調判断については、「生産は持ち直している」を据え置いた。

製造工業生産予測調査では5月は低下、6月は上昇を予測している。

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1、生産は2.5%上昇
上昇業種は、汎用・業務用機械工業、電気・情報通信機械工業、生産用機械工業等
一般用蒸気タービン、空気圧機器、ポンプ等
  リチウムイオン蓄電池、基地局通信装置、放送装置等
半導体製造装置、ショベル系掘削機械、マシニングセンタ等
低下業種は、自動車工業、輸送機械工業(除.自動車工業)、プラスチック製品工業
自動車用エンジン、普通乗用車、小型トラック等
航空機用発動機部品、舶用ディーゼル機関、鋼船等  

2、出荷は2.6%上昇
上昇業種は、電気・情報通信機械工業、生産用機械工業、汎用・業務用機械工業等
リチウムイオン蓄電池、基地局通信装置、レーダ装置等
半導体製造装置、ショベル系掘削機械、装輪式トラクタ等
一般用蒸気タービン、空気圧機器、汎用内燃機関等
低下業種は、輸送機械工業(除.自動車工業)、石油・石炭製品工業、自動車工業等
鋼船、航空機用発動機部品、舶用ディーゼル機関
灯油、ナフサ、ジェット燃料油等

3、在庫は▲-0.1%低下
低下業種は、化学工業(除.無機・有機化学工業・医薬品)、電気・情報通信機械工業、その他工業等
上昇業種は、自動車工業、石油・石炭製品工業、生産用機械工業
以上、

[ 2021年5月31日 ]

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