アイコン 9月の鉱工業生産指数 前月比▲5.4%減 3ヶ月連続減


経産省が発表した9月の企業の生産活動を示す鉱工業生産指数は、前月を▲5.4%下回って3ヶ月連続の低下となった。
7月からのデルタ株による感染急増、それに伴う宣言措置などによる防疫体制強化による消費減退が内需関連の製造業の生産を低迷させ、自動車における半導体や部品不足による大幅減産に伴う玉不足からの販売不振に陥っている自動車業界などの影響が出ている。

政府は9月の基調判断を、
今月は生産、出荷は低下、在庫、在庫率は上昇であった。
製造工業生産予測調査によると、10月、11月ともに上昇を予測している。
総じてみれば、生産は足踏みをしている。
としている。

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<鉱工業指数>
生産は、前月比-5.4%の低下であった。
業種別にみると、自動車工業、汎用・業務用機械工業、プラスチック製品工業等が低下し、無機・有機化学工業、化学工業(除.無機・有機化学工業・医薬品)、石油・石炭製品工業等が上昇した。

出荷は、前月比-6.2%の低下であった。
業種別にみると、自動車工業、電気・情報通信機械工業、生産用機械工業等が低下し、輸送機械工業(除.自動車工業)、石油・石炭製品工業、無機・有機化学工業等が上昇した。

在庫は、前月比3.7%の上昇であった。
業種別にみると、電気・情報通信機械工業、鉄鋼・非鉄金属工業、自動車工業等が上昇し、金属製品工業が低下した。

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[ 2021年10月29日 ]

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