アイコン 7~9月のGDP マイナス3.0% 新コロナによる消費低迷・自動車生産低迷


内閣府が15日、発表した7~9月までのGDP=国内総生産は、前3ヶ月と比較した実質伸び率が年率に換算して▲3.0%と2期ぶりのマイナスになった。
7~9月期は、新コロナの急速な感染拡大で緊急事態宣言が出され、消費が低迷したほか、世界的な半導体不足などの影響で自動車などの生産が大きく落ち込んでいた。
以上、

アベノミクス下では、国の政策として家計所得を実質的に増加させないことから、消費はトントン、輸出でプラス圏内が日本のコントロールされたGDPの実情。
家計所得を増加させればインフレになり、引き締める必要があり、金利を上昇させなければならず、今でも財政における国債金利負担が日本の財政を圧迫、上がれば首がさらに回らなくなることから給与・家計所得を増加させられないお国の事情がある。

スポンサーリンク

現在、普通国債残高は約990兆円、金利負担は0.9%で8.5兆円、単純計算で金利が1.5%になれば14.1兆円必要となる。財源はまた消費税を上げるか、実質富裕税を新設するか、法人所得税率を上げるしかない。目先、新コロナ臨時増税があるかも。令和元年の一般会計予算101.5兆円(原資は税収62.5兆円+国債発行32.7兆円など)。

ただ、金利を上げたら3大年金と日銀、郵政が購入している国内証券の株価が下がり、大損することから、金利は上げられない事情もある。


1115_06.jpg

[ 2021年11月15日 ]

スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧