中国、消費低迷 冬季五輪向けての新コロナ防疫強化策の影響
中国国家統計局が17日発表した12月の鉱工業生産は前年同月比4.3%増加し、11月の3.8%増から伸びが加速した。
一方、12月の小売売上高は前年同月比1.7%の増加にとどまり、11月の3.9%増から伸びが鈍化。市場予想の3.7%増も下回った。
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2021年の固定資産投資は前年比4.9%増加。1─11月は5.2%増、市場予想は4.8%増だった。
消費は、北京冬季五輪を2月4日に控え、新コロナで神経質になっており、北京市の隣の天津市を封鎖措置、12月20日前後には浙江省の3都市でも工場の操業停止に追い込まれていた。そうした影響が出ているものと見られる。
[ 2022年1月17日 ]
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