追、ハンファ系「ヨチョンNCC」の石油化学工場で爆発事故 4人死亡 プロピレン製造
隣国当局は11日、全羅南道麗水市花峙洞の麗水国家産業団地内に所在する石油化学工場「(霊水)ヨチョンNCC」の第3工場で午前中に発生した爆発火災事故で、4人が死亡、4人が負傷したと発表した。
事故は、工場で熱交換気密試験を行っている最中に発生。協力企業の社員らが熱交換器の清掃を終えた後、試験稼働のため圧力をかけていたところ、突然爆発したという。
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ハンファ(=韓火)系の「ヨチョンNCC」は1999年、大林産業と半々の持株でNCC部門を経営統合させた石油化学会社。
同社はサムスンNCCも買収し、隣国ではLG化学・ロッテ化学とともにNCCの3大企業となっている。
NCC=ナフサ分解工程=石油化学製品の基礎材料製造、
同社はプロピレンを製造している。
修復にはかなりの時間を要すると見られ、世界市場で一時的にプロピレンの供給量が減る可能性がある。
[ 2022年2月14日 ]
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