ルーブルのモナリザにケーキ投げ 塗り伸ばし 車椅子老婆に扮した男
ルーブル美術館には評価できない価格のモナリザがある。単に知り合いか、依頼された婦人の肖像画であるが、これほどまで評価されるには、それほど人を魅了し続けるダ・ビンチの画才にあるのだろう。いろいろな研究をなし絵の数も限られている。ルーブル美術館にかつらと口紅を塗り車椅子に乗った老婆に扮した男性（健常の３６歳）が入場、「モナリザ」のところまで来て、いきなり、車椅子から立ち上がり、隠し持っていたケーキを「モナリザ」めがけて投げ付け、その後、クリームを手でたたくように塗り伸ばす始末。
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警備員に取り押さえられた際、観客に対して「地球を破壊している人々がいます。それについて考えてください。芸術家はあなたに言います：地球について考えてください。それが私がこれをした理由です。」と言いながら警備員に連れて行かれたという。
その様子は、ネットでは観客が写した動画があり、報道もなされている。
「モナリザ」そのものは、防弾ガラスの中にあり無傷であるが、世界に配信させるほどインパクトのある行為、しかし、目的に対する効果は何かあるのだろうか。単に目立ち狩り屋の一人なのだろう。
パリ警察は男性を精神科ユニットに送致したという。
[ 2022年5月31日 ]
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