アイコン 5月の工作機械受注高23%増 外需持ち直しへ


日本工作機械工業会が発表した5月の工作機械の受注高は、前年同月比で23.7%増の1533億円だった。内需は今になって増加傾向を示しており、外需は最大顧客の中国のロックダウンの影響を受け、新コロナからのリベンジ投資には至っていない。

中国は経済波及効果の高い不動産業がバブル制裁により低迷、総じてロックダウンもあり、悪化している。そうした影響を受け工作機械の外需はそれほど伸びていない。

 

スポンサーリンク

ただ、中国政府は景気対策を講じており、生産性向上のための投資などに対しては融資が付きやすく、補助金の対象になるものもある。

6月からの上海のロックダウン解除により、外需も弾みがつくものと思われる。


スクロール→

5月の工作機械受注高日本工作機械工業会

/百万円

5月

前年比

前月比

1~5月

前年同期間比

受注額

153,321

123.7%

98.9%

756,498

132.7%

 内需

49,488

149.0%

93.1%

255,935

153.6%

 外需

103,833

114.5%

102.0%

500,563

124.1%

 

[ 2022年6月10日 ]

スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧