アイコン 下ってきた商品価格 国際商品価格の推移 主要品目


米国のインフレ退治策の金利高に国際商品価格も大幅に下がってきている。ただ、エネルギー生産大国のロシアの動向もあり、エネルギー関連(原油・天然ガス・石炭)は前年比でまだ高い。
インフレ退治策の金利高は景気を冷やすことにあり、企業も労働者の懐具合も高くて買えず、生産者は安く売るしかなくなるようにするもの。経済低迷で成し遂げられる。ただ、ぷっちんーチンがウクライナで劣勢になりつつあり、起死回生に戦術核でも使用すれば、こうした価格はすべて一変し暴騰する。
 
対戦国や世論がいくら反対しても、批判しても、制裁しても、実際ロシアが使用してしまえば、とんでもない事態・悲劇に至る。プーチンは自ら野つぼに嵌り、バイデンはプーチンを窮鼠にしてしまったようだ。こわっ。

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為替は21/9末111.95円、22/9末144.74円、円安率は29.2%。
昨年9月から国際商品価格に変動がなくても、日本は為替安だけで3割近く輸入品を高く購入している。それに物流経費高も加わる。
財務省のドル売りに対して黒田氏はどう思っているのだろうか。
そもそも2年間で物価上昇を2%にすると豪語して導入した大金融緩和策、2年後計画が破綻した時点から日銀の出鱈目政策(拡大し続ける国債買入+株式購入)が続いている。黒田氏は来年4月8日には任期満了で超高額の退職金をもらい退官し、その後は知ったことかの無責任な日銀となる。そうした無責任官僚により国は滅びることになる。

↓主要な国際商品の先物価格の推移
19/12月と21/9月は末日の相場。
TTF天然ガスは欧州でのLNG製天然ガスの取引価格。
原油価格は7日(米時間)、バイデン大統領が「原油減産は新たな世界経済の危機」と発言し、3ドル以上上昇し、92ドル台で取引されている。


スクロール→

国際商品先物価格(指定外ドル相場)

 

19/12.

21/9.

22/1/3

3/7.

8/31.

9/30.

10/7.

 

コロナ前

前年

年初

露裁

 

 

最新

WTI原油

60.7

75.03

75.8

115

 

79.42

92.3

米天然ガス

2.151

5.867

3.815

4.833

7.288

6.874

6.812

TTF天然ガス(EUR)

12.0

78.8

80.4

227.2

239.9

193.0

154.1

石炭

67

212

157

422

425

433

385

鉄鉱石

92

117

116

159

101

101

98

小麦

508

710

758

1,252

820

921

877

大豆

948

1,283

1,355

1,659

1,422

1,364

1,359

トウモロコシ

388

539

589

749

670

677

683

ココア

2,540

2,652

2,499

2,597

2,427

2,354

2,394

採取油(EUR)

412

638

771

845

616

633

630

飼料牛

145

152

166

159

183

174

175

(NOK)

57

57

62

72

86

82

81

木材

12

606

1,112

1,456

509

506

422

尿素

244

517

730

950

875

715

760

 

 

22/9

 

前年比

年初比

WTI原油

5.9%

4.8%

米天然ガス

17.2%

80.2%

TTF天然ガス(EUR)

145.0%

140.0%

石炭

104.2%

175.8%

鉄鉱石

-13.7%

-12.9%

小麦

29.7%

21.5%

大豆

6.3%

0.7%

トウモロコシ

25.6%

14.9%

ココア

-11.2%

-5.8%

採取油(EUR)

-0.8%

-17.9%

飼料牛

14.5%

4.8%

(NOK)

43.9%

32.3%

木材

-16.5%

-54.5%

尿素

38.3%

-2.1%

 

[ 2022年10月 8日 ]

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