アイコン アル・シファ病院を地獄にしたユダヤ・ネタニヤフ軍の総攻撃


ガザ最大のアル・シファ病院にユダヤ軍が戦車などで完全に包囲して5日間攻撃した後の11月15日に突入した。
この病院敷地内には避難民も含め数千人がいるという。
ユダヤ・ネタニヤフ軍は病院の地下にハマスの司令部があるとして今回突入を図った。
 
ユダヤ軍は、多くの識者が病院地下のハマス司令部の存在を疑問視する中、米国によるイラクに大量破壊兵器の捏造同様、デッチ上げ、それを正当化したことを真似、ユダヤ軍はハマスの司令部が無くとも報道用にハマスの司令部を作ってしまうことだろう。遺体は腐るほど山のように病院敷地に転がっている。
戦闘で死亡したり、巻き込まれて死亡した200体あまりの遺体が病院の中庭に放置されたままに、腐乱していっているという。

突入したユダヤ軍は病院をシェルターとして避難してきた住民約600人あまりを、裸にして目隠しして、連行し、一人ずつ尋問し、暴行も行われているという。
病室も監視できるように病室ごとの壁を壊しているという。

 

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狂気のネタニヤフ・ユダヤ軍は10月7日以来1ヶ月以上、200万人以上が暮らすガザへの燃料の搬入を拒絶、やっと11月15日に2.5万トンのディーゼル油をエジプトの検問所からガザへ搬入を許可し、直ちに搬入されたという。
1ヶ月あまりは電気も水道も遮断、現在も多くが遮断されたままとなっている。その後、ミネラルウォーターは搬入されたがまったく行き届かない状態が続いているという。特に100万人以上が暮らす北部は、ハマスが地下に潜っているとされ、悲惨な状況にある。

北部にある当病院も電気・水道・ガスもなく、酸素ステ―ションも機能しておらず、薬も何も無いと状態だという。
ガザではどこの病院も一緒で、この間、赤ちゃんは未熟児を中心に35人あまりが亡くなったという。
空爆による子供の犠牲者も5000人を超えている。

ガザの死者は1万1500人あまりに達している。別途、行方不明者も多いという。
ユダヤ国が発表した10月7日のハマスによる攻撃での死亡者数は少なくとも1200人あまりと発表している。
もう10倍返しとなっている。
世界が動かなければ100倍返し、1000倍返しでも狂気・凶器のネタニヤフ軍は平気で実施させることだろう。
ユダヤ教の教義とネタニヤフ首相ら保守強硬派は、パレスチナ人やヨルダン人はユダヤの地(現
イスラエルの地とヨルダンの地) から完全に追放するか、イスラエル国籍をとらせ、下層市民として居住させ・雇用し、一人ひとりを完全管理下に置くことしか考えていない。

すでに200万人以上が暮らすガザの住宅の40%以上が空爆と砲撃で破壊されたという。
ハマスが地下に延数百キロのトンネルを掘っているとされ、トンネルへの送風用電源を枯渇させるため、電気を遮断している(最近、ガザ南部へは電気を一部通している)。
太陽光発電パネルを設置している住宅や建物は、規模の大小に関係なく空爆で破壊されている。
食料もほとんどなく、電気・水・ガス・住宅・薬もない状態で200万人がガザに住み続けている。

パレスチナ人は、避難しようにも陸海空がユダヤ民族により封鎖されており、ハマスが管理しているガザ地区、司令部があるとされるガザ北部に対する総攻撃、ロシア軍のウクライナ攻撃となんら変わらない。

ガザはエジプトと国境を接し検問所がある。しかし、エジプト軍事政権は、国内で敵対するエジプトで創設されたイスラム原理主義のイスラム同胞団のバレスチナ支部が独立してハマスとなった経緯があり、実質、避難民の受け入れを拒否したままにしている。
まさに200万人のバレスチナ人がガザという袋のネズミ状態。

世界保健機関(WHO)の事務局長は11月15日、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ最大のシファ病院に対する作戦を「全く容認できない」と述べた。

当病院の外科医は、
「まったく恐ろしい時代だ。子どもたちとともに病院で避難している家族や民間人にとっては、恐ろしい時期だ。患者の世話をしているスタッフにとっても、患者自身にとってもひどいことだ」。
「水のない病院にいるところを想像してみてください。トイレに行く人々の基本的な衛生状態は困難です。病院にはもう6日目も食料と飲料水が来ておらず、院内に何も入手する方法がない」。
「全世界が、この犯罪を目撃し、起こっていることのすべてを見ているのに、誰もそれを止めなかった」。
「これは許されないと声を大にして言った人はいない。」
「国際社会ってどこにあるの?戦時中に戦地での人道的ニーズが確実に満たされるように、戦地での医療システムを支援し支援するために作られた国際組織はどこにあるのでしょうか?」。
「私たちは今、建物の中にいます。窓から外の様子を確認することさえできず、食べ物や飲み物を手に入れることもできず、患者に何も届けることもできず、建物の間をまったく移動することもできません」
と語っている。
以上、アルジャジーラ参照(カタール政府関係のニュース社)

ユダヤ軍の空爆・砲撃は、これまでに戦争でも攻撃が禁止されている国連施設、避難キャンプ地、病院、学校のほか、公共施設、住宅などあらゆる建物を攻撃・破壊し続けている。
今回の戦争は、大戦後、半分が世界流民となり、民族合計人口1200万人のパレスチナ人の一人ひとりの心にも刻み込まれ、百年後、5百年後、千年後、逆の動きがあっても何も不思議ではない。その時には核戦争となり共に消滅しているのかもしれない。
ネタニヤフ率いるユダヤ民族による民族浄化戦争、
ネタニヤフ率いるユダヤ民族によるガザのパレスチナ人に対するジェノサイド
ユダヤ教強硬派が仕掛けたイスラム教に対する宗教戦争
大統領選挙を控えたボケ老人の米バイデン大統領のユダヤ資本との関係が当戦争を極度に悪化させている。

 


 

[ 2023年11月16日 ]

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