アイコン 米バイデン大統領 ガザ停戦に拒否権発動 大統領選に利用か ユダヤの選挙資金


米バイデン大統領は以前からユダヤとの関係が濃いことで知られているが、80歳を超えたというのに来年11月の大統領選に向け、駒を進めている。
米国の大統領選ともなると、ド派手なCMや集会・選挙運動に巨額が必要であり、その資金調達力でも人物評価される国でもある。
トランプ氏は保守勢力の共和党支持者や福音派、新興石油会社などからの支援が多く、バイデン氏は民主党支持のIT企業やユダヤ財閥からの寄付が多い。
ただ、トランプ氏が多くのIT企業を叩いたことから、IT企業は表立ってのバイデン支援を止めている。

9月の世論調査ではトランプ氏がバイデン氏に10ポイント差をつけている。

 

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10月の世論調査はまだ発表されていないが、共和党が持つ下院議長不在問題があり、イスラエル問題ではバイデン氏がトランプ氏のお株を奪い、イスラエルで対パレスチナ最強硬派のネタニヤフ首相を支持表明したことから、米国の世論調査の結果はわからない。
国連総会でもブラジル起案のイスラエルとガザのハマスとの戦闘を一時停止すべきだとする決議を米国が拒否権を発動した。
そうした環境下で米国のガザ政策は決定されている。そんなもん。

民主党のバイデン氏は好戦的な人物。昔の民主党と共和党が今では逆転している。
ウクライナもイスラエルも人が蟻ん子のように踏みなじられ亡くなっている。バイデンはロシアに乗り込み戦争を止めさせることすらせず、ロシアを挑発することしかしていない。
一方、トランプは戦争嫌いを公言し、大統領に再度就任した場合、ウクライナ戦争を止めさせると発言している。
ただ、2017年大統領就任3ケ月目に習近平国家主席の訪米・トランプ氏主宰の晩餐会の会場でシリアにトマホークを46発撃ち込んだニュースを習氏に披露し、習氏は唖然とし、以来トランプ氏には適わなくなった経緯がある。

ただ、バイデンは、国連でのブラジル案の停戦決議に対して、唯一拒否権を行使したことにより、元来ある米民主党の反戦機運を刺激し、選挙戦でどうなるかわからない。
また、民主党のケネディ氏が無所属で出馬すると表明、現在5%ほどの支持率だが、台風の目になる可能性もある。ケネディ氏が最後まで戦えば、当然、民主党支持基盤を多く食い、トランプ有利となる。

これまで何回の書いたが、バイデンは原油価格の暴騰時、サウジに増産を要請したが、無視された。変わってバイデンが動いたのはベネズエラ、トランプがならず者国家とした国であるが、原油埋蔵量世界一の国、原油生産は150~200万バレルのOPEC生産枠を持ちながら、実際は70万バレル前後しか生産していない。米原油メジャーなどの生産施設を国有化したものの、その後老朽化、改修する資金がなく、多くの産油施設が休眠状態に陥っている。
それを狙ったバイデンは、ベネズエラが国有化した米石油メジャーのシェブロン生産施設をシェブロンに戻し、シェブロンが自ら改修して生産を再開させるというもの。ベネズエラ政府にも利益が転がり込み、また、米制裁の一部緩和も勝ち取り、ウィンウィンの関係で米政府とベネズエラ政府は合意した。
その米石油メジャーのシェブロンはユダヤ財閥の頂点でもある米ロックフェラー財閥の系列会社。
こうした報道は一切なされていないが、それがバイデンの次の選挙戦に向けたユダヤ財閥からの選挙資金支援が見え隠れしてている。
今回のイスラエル支持はユダヤを取り込み続けるためのものでしかない。今の米民主党は人道など欠片もない好戦党に化けている。老人性頑固病炸裂。

国連安保理は、15ヶ国で構成され、米、英、仏、露、中国の常任理事国5ヶ国だけが拒否権を持つ。
ブラジル起案のイスラエル・ガザの停戦案は、英国すら賛成したものの、米国が拒否権発動し、バイデンはネタニヤフのガザ殲滅を了承した。

ガザでは7日夜以降、国連施設・学校・病院などネタニヤフ軍の無差別攻撃にさらされ続けている。ハマスの奇襲攻撃でイスラエル人を主に1300人が死亡、その後のネタニヤフ軍のパレスチナ自治区のガザへの砲撃と空襲で3000人以上のパレスチナ人がすでに亡くなっている。

最低10倍返しのネタニヤフの好戦性からして、パレスチナ人を1万3千人以上殺戮し、ガザ北部からバレスチナ人を追い出し、イスラエル人たちを入植させ占領することが目的となっている。バイデンがそのお墨付きを与えた。


 

[ 2023年10月19日 ]

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