アイコン 日本、イスラエルへ避難機飛ばさず、チャーター機邦人8人、アフガンでは日本人1人


日本政府の海外の危機管理能力・機動力は0に等しい。

<アフガニスタン>
2021年5月1日、米軍のアフガン撤収が始まる。
2021年8月15日、アフガン政府崩壊、タリバン全土掌握を宣言。
米国・米軍は、事前に各国に連絡もせず夜逃げ開始
2021年8月24日、アフガンへ派遣した自衛隊のC-130輸送機は、26日、米国要請のアフガン人14人をパキスタンのイスラマバードに避難させ、27日には日本人1人を避難させた。
JICAの現地職員すら乗せることができなかった。
残っていた在留日本人たちは、海外特別機への搭乗やパキスタンへ逃れてから帰国した人たちもいた。
日本大使館は日本国民の多くを現地に残し、すでに閉鎖し、中東へ国外退避していた。

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<今回のイスラエルからの避難>
イスラエル在留日本人数:約1300人。
10月7日、ガザのハマスがイスラエルを奇襲攻撃
同日夜からガザへの大規模空襲開始、11日までの投下爆弾標的1235ヶ所。
日本は1週間後の14日夜、民間飛行機をチャーターして、イスラエルからドバイへ避難させた。
不評で利用した人は8人だけだった。ドバイから先は自費による自由行動の設定。
日本國政府は、8人に対してイスラエルからドバイまでの料金を徴収するかしないかのレベル。

実際は、日本人のほとんどは、日本へ帰国したく、独自に自費で飛行機便などを取り、日本へ帰国している。お子さんがいる人などほとんどの人がお金を支払い日本へ帰国している。
結果、日本政府はイスラエル国内の空港に対して、避難機さえ飛ばすことさえしなかった。

14日、イスラエルからの緊急避難事態を想定して、石川県の小松基地からC-130輸送機に空中給油機を同航させ、アフリカのインド洋に面したジブチに飛ばした(飛行先はイスラエルではない)。
 
<韓国は軍用機を飛ばし避難させる>
韓国は14日夜、避難用の韓国軍輸送機KC-330はイスラエルからソウル空港に着陸した。韓国人163人、日本人51人、シンガポール人6人の計220人を帰国・避難させた。
韓国軍は11日もしくは12日にイスラエルへ向け同機を飛ばしていた。
その間、軍機の通過各国と空路・航路の認可調整、イスラエル当局への着陸許可など多くの調整が必要、それをクリアした上で14日、避難者220人を乗せ無事帰国させている。

内閣の危機管理室は機能しているのだろうか。
国内案件ばかり時には過度に設置されている。
ところが、海外案件では自衛隊ともども情報収集力もなく、行動力もなく、金だけ使い、タイムリーな派遣すらまったくできていない。
各国との調整もあろうが、国力衰退とともに力負けしている。
日本は教える者もおらず、諜報・情報の専門官たちを海外の諜報機関に出向にさせ、勉強させるしかないだろう。
体裁を整えるためか、後出しジャンケンのようなジブチに2機も派遣する必要があるだろうか。海外国と調整して運んでもらう方がよほど効率的ではないだろうか。

飛ばそうと思えば自衛隊機も政府専用機もある。米政権に諂うばかりが能ではない。梯子も外され・・・。

岸田政権、これまで装甲車を納品していた日本のメーカーに対して、機能レベル及び試作機の開発期間さえ与えず、数千両にも及ぶ装甲車さえフィンランド製をライセンス生産させる政権。日本の国防技術が劣化するのは当然のことだ。
お子さんともどもズレっ放れ。

   

 

[ 2023年10月16日 ]

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