アイコン 韓国で百日咳が猛威 昨年の183倍の感染者 乳幼児注意・脳炎


乳幼児に脳出血などの合併症を引き起こす可能性のある呼吸器疾患の百日咳が、昨年同期比183倍に急増し、防疫当局が注意を呼びかけている。

 韓国疾病管理庁が11月1日の公表によると、10月20~26日の百日咳の患者は1,651人で、昨年同期(9人)の183倍に達した。
年齢別では、未成年患者が90%に迫っている。百日咳患者は、7月14~20日に3,379人でピークに達した後、やや減少したが、9月末から再び増える傾向にある。

 2001年に国内で百日咳の統計を取り始めて以来、最も患者が多かった2018年の患者数は計980人だった。ところが、今年は、先月末までに計2万9,111人だ(2018年比29.7倍)。
疾病庁は百日咳が世界的に流行している上、感染症検査が普遍化して、発見された患者が大きく増加したと見ている。
百日咳は激しい咳の症状が特徴であり、手洗いや咳のエチケットなどを実践してこそ感染を防ぐことができる。
以上、

 

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百日咳(pertussis, whooping cough)は、特有のけいれん性の咳発作(痙咳発作)を特徴とする急性気道感染症。母親からの免疫(経胎盤移行抗体)が十分でなく、乳児期早期から罹患する可能性があり、1歳以下の乳児、特に生後6ヶ月以下では死に至る危険性も高い。

WHOの発表によれば、世界の百日咳患者数は年間約1,600万人で、その約95%は発展途上国の小児であり、小児の死亡数は19.5万人にのぼるという。
感染した場合、小児中心に重症化しやすく、死亡数の多い年齢は1歳未満の乳児、特に生後6ヶ月未満の乳児となっている。

日本では、百日せきワクチンを含むDPT三種混合ワクチン(ジフテリア・百日咳・破傷風)あるいはDPT-IPV四種混合ワクチン(ジフテリア・百日咳・破傷風・不活化ポリオ)を接種しており、大流行は発生していない。
百日咳と同時にマイコプラズマ肺炎も流行しており医院によっては混同している可能性もある。百日咳にはワクチンがあるが、マイコプラズマ肺炎にはワクチンはない。

マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)を原因菌とする肺炎で、流行時には市中肺炎全体の20~30%を占めることもある。
感染経路は主に飛沫感染と接触感染で、患者は1~14歳に多く、家族内や学校などでしばしば集団発生が起こる。潜伏期間は感染後2~3週間程度と比較的長い。症状は発熱、全身倦怠感、頭痛、咳などで、解熱後も咳が長く続くことがある。

なお、日本での百日咳の感染者数は、10月14日~20日までの1週間での感染者数は122例、結核198例、梅毒の172例より少ない(感染研/全数報告)。

韓国での感染者数が多いのは、幼少期にワクチンを接種していない可能性が高いが、接種の有無は不知、接種しても接種率等も不知。

追、
土曜日、近くの医院にいつものの処方箋薬をもらいに行ったが、1時半待ち、昼に予約を入れ再訪したが、病院ではないため20㎡あまりの待合室に20人以上が診察を待っていた。昼もまったく同じ状況が続いていたが、朝受付を完了しての予約であったため20分程度の待ち時間で診察を受けることができた。
小生は血管関係の病であるが、厚労省の指示で薬は30日分しかもらえず、1ヶ月に1回、町医者に診察してもらい処方箋を発行してもらうパターンを続けている。町医者には毎回のパターンでもあり3~5分しかかからない診察に、毎回2割負担の1000円前後を支払っており、保険機関は残り8割の診察料が町医者に流し込ませている。
 
厚労省のド官僚たちと武見天皇家により、今では大きな病院では町医者の紹介状がなければ受診できなくしており、町の医院ではこんな感じ、ドアを開けると受付と清算が一緒のコーナー、入口兼待合室の様相、ごった返し、これでは何かの感染症では院内感染必至だろう。待合には小児や乳幼児も多かった。完全に・・・町医者のための医療行政のようだ。
以上。

 

[ 2024年11月 3日 ]

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