アイコン 韓国、戒厳令・弾劾・逮捕・政党支持率の変遷 与党大差を逆転


◎12月3日(火)午後10時30分ころ、戒厳令発令
◎12月4日(水)午前4時30ころ、戒厳令解除(発令から6時間で解除)
●戒厳令目的: ①国会における多数野党の横暴、
②中央選挙管理委員会の集計不正疑惑
(当委員会の委員には左派判事OBら集結)。
◎12月13日、国会、2/3で内乱罪容疑により弾劾成立、保守から12名が弾劾賛成
国会勢力図、野党勢力192人/300議席、保守勢力は108人。

◎12月27日、共に民主党主導により韓悳洙大統領代行兼首相を弾劾(国会で可決)、理由は憲法裁の判事9人、うち欠員3人、欠員補充に国会が認めた3人を大統領代行は認めるよう指示、韓代行は認めないまま弾劾された。
そうして韓代行の代行として崔相穆経済副首相兼企画財政部長官が大統領代行に就任、

◎12月31日、崔代行は共に民主党から強制された憲法裁判事任命を3人のうち2人を任命して、共に民主党に妥協し、残り1名については条件をつけ任命しなかった。憲法裁は欠員3人の6人でも機能するが、憲法裁判事の勢力図からして共に民主党が大統領代行に弾劾の恫喝を入れたもの。

 

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★ (共に民主党の代表:李在明氏は憲法裁判事欠員補充に、国会承認された判事候補3人を任命しなければ、代行の代行であろうとその代行だろうと何回でも弾劾すると発言した。そうした強引殺法につき、国民は受け入れず、結果、共に民主党支持の暴落となっている)
崔大統領代行の代行は、残り1名の憲法裁判事候補の馬恩赫ソウル西部地裁部長判事については、与野党の合意後に任命する方針。

◎1月3日、国会弾劾訴追議員団は憲法裁判所に対し「尹錫悦大統領弾劾訴追事由から憲法上の内乱罪を撤回する」と表明した。

◎1月3日、公捜処、尹錫悦大統領拘束のため大統領府へ2000人派遣も抵抗され失敗

◎1月15日、公捜処、5000人で大統領府へ、
尹錫悦大統領、流血衝突を回避するため自主的に拘束受ける
尹錫悦大統領、すべてに黙秘権行使。

◎1月19日、午前3時20分ころ、逮捕状を発布したソウル西部地裁に対し、尹大統領支持派の一部が乱入、45人逮捕され、前日も40人逮捕、計85人が逮捕された。

◎1月19日、尹錫悦大統領を「内乱を首謀した容疑」で逮捕(現職大統領逮捕は韓国史上初)
今後、2月初めにまでに起訴権がない公捜処に変わり検察の特別捜査本部が起訴(起訴から6ヶ月以内に1審判決)し、8月までに1審判決を出す見通し。
刑事裁判で「内乱を首謀した罪」に対し有罪が確定すれば、尹大統領は無期懲役もしくは死刑判決の可能性が高い。
別途、憲法裁判所による弾劾裁判も始まる。弾劾裁判では180日以内に「弾劾の妥当性・正当性の有無」の判決が出る。

<<支持率>>
韓国ギャラップ調査では、回答者に保守層が多いことから、1月の第3週に逆転したものと見られるが、修正したとしても逆転している可能性が高い。

共に民主党代表の李在明氏は弾劾で有頂天になったが、選挙民は発言内容を嫌気して共に民主党の支持率を下げる結果を招いた。
李在明氏は自らも関連して自殺者も何人も出した訴訟を抱えており、その判決しだいでは大統領選挙に出られなくなる。そのため、ポピュリスタの李在明氏は大幅に口数を減らし、憲法裁判所での尹錫悦大統領に対する弾劾判決を最優先させ、早期、大統領選挙に持ち込む作戦を取っているようだ。

韓国では右か左かで中道は育たない国民的な風土・性格を帯びている。
尹錫悦大統領は「憲法裁判所では話す」としているが、黙秘権を強固に貫けば、保守派や若者の支持をさらに増加させるかもしれない。

憲法裁判所は9人構成、うち欠員が3人、共に民主党の李在明代表は国会が承認した3人を追加しろと韓首相・大統領代行に迫り、弾劾で大統領代行を簡単に追放した。その代行の崔氏は2人を承認、判事は9人、6人のうち保守派4人、左派2人、追加は保守1人、左派1人となっている。保守派が多いことから、弾劾有効判決でも時間を最大限かけるものと見られる。
ただ、保守派にはポピュリストもカリスマがおらず、次期大統領選挙では、依然、左派の李在明氏が支持率でリードしている。ソウル市長は全国で見れば人気がないようだ。支持率で劣り、救いようがないようだ。

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<支持率調査>

韓国は30代・40代は金大中・盧武鉉政権時代に左派教育を受けた層であり、共に民主党の岩盤支持層となっている。

リアルメーター

20代

30代

共に民主党・過半野党

12/3

53.7

54.4

1/3

31.7

46.9

-22.0

-7.5

 

 

 

 

国民の力・少数与党

12/3

21.6

16.5

1/3

43.0

38.5

21.4

22.0

 

世論調査会社:NBS

20代

30代

共に民主党

過半野党

12/3

37

37

1/3

31

31

-6.0

-6.0

 

 

 

 

国民の力

少数与党

12/3

19

20

1/3

22

28

3

8

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[ 2025年1月20日 ]

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