コメ 1月72.8%暴騰 江藤大臣21万トン備蓄米放出決定
政府の政策ミスによるコメ価格の高騰が続く中、昨年11月に就任した江藤農林水産大臣は政府の備蓄米21万トンを市場に放出する方針を正式に発表した。
コメの流通の円滑化を目的に政府が備蓄米を放出するのは初めてで、来月半ばにも放出を始め、必要があればさらに拡大することも考えるとしている。
コメの流通の円滑化を目的に政府が備蓄米を放出するのは今回が初めてで価格の動向が焦点となる。
備蓄米は入札によって売り渡し、初回は15万トンを放出し、2回目以降はコメの流通状況の調査を踏まえて量を決めるとしている。
入札の対象になるのは、令和6年産米を中心に5年産米も含まれ、長期的な価格への影響を抑えるため、売り渡した集荷業者から原則、1年以内に同量を政府が買い戻すことを条件としている。
農水省によると、昨年収穫されたコメは前年より18万トン増えたとみられる一方、JAなどの集荷業者が農家から買い集めたコメの量は前年を21万トン下回っていて、今回同量の備蓄米を放出する形となった。
コメが品薄になった昨年、農水省や坂本前農相は、備蓄米の放出に反対姿勢で新米が本格的に出回れば、一定の価格水準に落ち着くとしていた。しかも、大臣退任後も備蓄米放出による混乱がなくてよかったと述べるほど、備蓄米の放出に否定的だった。
天候不順で野菜など生鮮食料品が高騰、政府の超円安政策により食料品価格が高騰する中、政府は純国産品であるコメ価格まで暴騰させ、家計を直撃、政府はやっとこさ政策を転換し、備蓄米の放出に踏み切ることになった。
結果、
すべては農水省が2024年8月13日に開所させた「大阪堂島コメ先物取引所」の存在、和洋のハゲタカたちが飛びつき、コメのハゲタカ商社たちが、生産農家から買付け・買占め、市場流通米を減少させ、価格を暴騰させているもの。
コメは生ものであり、1年経過の古米は味も落ち、何れハゲタカ商社たちには天罰=天誅が降りる・・・グサリ・・・ドサリ・・・。
スクロール→
コメ価格の上昇要因 |
天候不順による不作 |
作付面積の減少 |
出荷遅れ |
外食産業の好況 |
小麦等穀物価格の高騰 |
(飼料用コメ需要拡大で価格押し上げ) |
燃料費の価格高騰/流通コストに影響 |
先物市場でハゲダカの意図的な価格高騰操作 |
コメを暴騰させる先物取引所開設 |
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現物コメ指数/堂島 |
物価指数/総務省 |
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全国物価 |
東京物価 |
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ODEX円 |
前年比 |
前年比 |
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2019年 |
15,716 |
- |
- |
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2020年 |
14,529 |
- |
- |
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2021年 |
12,804 |
- |
- |
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2022年 |
13,844 |
- |
- |
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2023年 |
15,315 |
- |
- |
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2024年 |
23,715 |
- |
- |
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2024年~ |
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2024年1月 |
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6.7% |
- |
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2024年2月 |
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7.6% |
- |
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2024年3月 |
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8.0% |
- |
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2024年4月 |
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9.1% |
- |
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2024年5月 |
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10.3% |
- |
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堂島コメ取引所 |
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2024年6月 |
15,766 |
13.8% |
14.4% |
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2024年7月 |
15,727 |
18.0% |
18.0% |
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2024年8月 |
15,862 |
29.9% |
28.2% |
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2024年9月 |
16,252 |
46.3% |
42.0% |
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2024年10月 |
23,279 |
60.3% |
65.9% |
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2024年11月 |
24,460 |
64.7% |
64.2% |
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2024年12月 |
24,873 |
65.5% |
62.9% |
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2025年1月 |
25,848 |
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72.8% |
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・米相場はうるち米玄米1等米の相場 |
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・2~3割高いコシヒカリ除外 |
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・2024年8月13日堂島コメ先物取引所開設(農水省監督所管) |
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・ご祝儀相場ならば酷過ぎ |
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・坂本哲志農水大臣・・・市場任せ/備蓄米放出反対/熊本菊池郡 |
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・江藤拓農水大臣・・・備蓄米放出方針と放出決定/宮崎県 |
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・江藤氏は63代農水相時代にも豚コレラワクチン接種開始/行動力あり |
昨年8月・9月は先物取引所の価格より流通価格が先行して高くなっている。2024年9月の坂本哲志糞大臣の備蓄米放出反対発言により先物相場も10月から暴騰している。