BYD テスラの売上高抜く 2024年決算 EVよりPHVが多い販売数
中国の電気自動車(EV)メーカー、BYD(比亜迪)が24日発表した2024年決算は、売上高は、7770億元(約16兆500億円=1070億ドル)、純利益は前年比34%増の403億元、
売上高が1000億ドルの大台を突破し、イーロン・マスク氏が率いるテスラを抜いた。ハイテク機能を満載したEVやPHV・ハイブリッド車を豊富にそろえるBYDの躍進が鮮明になっている。
2024年の売上高は7770億元(約16兆500億円=1070億ドル)。
市場予想の7660億元を上回るとともに、テスラの売上高977億ドルを抜いた。
純利益は前年比34%増の403億元で、同様に市場予想の395億元を上回った。
BYDはバッテリーメーカーでもあり、自動車の売上高構成は約8割。
BYDの2024年の販売台数は41.3%増の427万2145台、うちEVが176万4992台、PHVは248万5378台だった。
テスラはEVだけだが178万台で前期より2万台ほど落としており、BYDのEV販売台数が肉薄している。
BYDは2014年に米カルフォルニア州にEVバス工場を建設し、米国やカナダへ販売している。
乗用車の欧米販売は米国では関税100%でほぼ停止、欧州も中国製EVに対して最高35%のダンピング制裁関税で中国勢は輸出を控えているものの、欧州では中国製でもPHVは制裁対象になっておらず、PHVを販売抑制しながら続けるとされる。
テスラは欧州で、政治介入により売上台数が急減している。今後、トランプの輸入自動車に対する関税爆弾が落とされれば、テスラへの影響必至、テスラはドイツ工場を有しているものの、テスラ車忌避は、マスクの親分のトランプ氏の欧州離れとともに決定的になってきてくる。トランプ政権の強権に米国内でも民主党支持者層はテスラ離れを生じさせている。
トランプの圧迫に苦しむ中国でも、マスク氏に商品価値を見出せなくなれば、テスラを切る可能性もある。
スクロール→
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テスラとBYD決算 /億ドル |
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BYD |
テスラ |
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販売台数 |
437万台 |
178万台 |
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売上高 |
1,070 |
977 |
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前年比 |
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営業利益 |
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77 |
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前年比 |
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当期利益 |
55 |
71 |
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BYD/億元 |
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24年期 |
23年期 |
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売上高 |
7,770 |
6,023 |
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前年比 |
29.0% |
42.0% |
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純利益 |
403 |
300 |
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前年比 |
34.0% |
80.7% |





